A.H 様
東京大学 卒業
東京大学法科大学院(既修) 在学
令和7年予備試験 合格
総合得点 280点
総合順位 50位台
効率的に勉強を進めるために、各科目についてこれ一冊だけを見れば必要な情報がすべて載っているという、情報の集約に適したテキストを探していました。
予備試験の膨大な試験範囲を網羅するには、情報の取捨選択と一元化が不可欠だと考えていたからです。
そのような折、知人から加藤ゼミナールの総まくり論証集を強く勧められたことが、受講の大きなきっかけとなりました。
実際に論証集を手に取ってみると、論証の前提として事実関係が簡潔に記載されており、どの場面で用いるべき論証なのかが非常に明確でした。
論証の脇には判例の年月日などが細かく記載され、判例の索引も付いていたため、必要に応じて判例集を参照することも容易でした。
また、重要度順にランク分けがなされており、受験生の学習負担を減らすことに注力された教材であるという印象を受けました。
さらに、脚注においてこのような記載は避けた方が良いといった答案作成上の具体的なアドバイスが、司法試験の採点実感を引用しながらなされていました。
司法試験の過去問まで十分に手が回らない状況で予備試験を受ける身として、司法試験委員の心象をあらかじめ探ることができるこの機能は、非常に心強く、役立つものだと感じて受講を決めました。
基本的には、各科目の論証集を前から順番に読み進めるスタイルをとりました。
単に文字を追うのではなく、内容を自分なりに噛み砕いて理解できるように、判例などを参照しつつ読み込みました。
その際、規範部分などの特に重要な箇所には下線を引いて、後から見返した際に一目で要点が飛び込んでくるように工夫しました。
一通りの理解が深まった後は、暗記が必要な部分について周回を重ね、知識の定着を図りました。
論証集のサイズが非常にコンパクトで持ち運びに適していたため、外出先や移動中の隙間時間も無駄にすることなく学習を継続できました。
また、アウトプットとの連動も意識しました。
予備試験過去問講座を解いていて、自分の理解が浅いと感じた場合には、すぐに論証集の該当箇所に戻って復習しました。
一問一問の演習で得た断片的な知識を、論証集という体系の中に落とし込めるように努めることで、知識の血肉化を図りました。
令和7年予備試験の合格において、総まくり論証集は全科目で大きな力となりましたが、特に行政法の成績に大きく貢献してくれました。
行政法については、処分基準や裁量基準の問題など、予備試験での出題頻度は決して高くはないものの、司法試験では頻出とされる分野があります。
こうした分野についても、総まくり論証集を活用することで、深い理解をもって試験に臨むことができました。
これは、論証の横に司法試験過去問の出題歴が詳細に掲載されていたおかげです。
予備試験の枠を超えて、司法試験で問われる視点を意識した学習ができたことが、高評価に繋がったのだと考えています。
実際の試験では、論証集に載っているすべての知識を完璧に暗記できていたわけではありませんが、少なくとも見たことがあるというレベルまで知識を引き上げていたことで、問題の所在を正確に捉えることができました。
講師の方がいちから作成した信頼できる教材を信じて、インプットをこの一冊に凝縮したことが、結果として上位合格という形に結びついたのだと確信しています。
予備試験は非常に険しい道のりですが、信頼できる教材を一つ決め、それを徹底的に信じ抜くことが合格への近道です。
加藤ゼミナールの教材は、その期待に十分に応えてくれる質と網羅性を備えています。
目標を達成できた時の喜びは、何物にも代えがたいほどひとしおです。
皆様が自分を信じて最後まで走り抜き、合格を勝ち取られることを、陰ながら心より応援しております。