加藤ゼミナールについて

総まくり講座で理解を深め中央大学逆転合格!

プロフィール

佐藤 陸翔 様
信州大学 経法学部 総合法律学科 既卒
外国語試験のスコア TOEIC 645
学部成績 GPA2.89
中央大学法科大学院既修者コース一般 合格

受講講座

 

はじめに

法曹を志望した動機は、大学で実務家教員指導の下、被疑者を取り調べ、起訴する実習授業や模擬裁判を経験し、実務家として働きたいと考えたからです。

加藤ゼミナールの講座にした経緯は、大学三年生秋の時点で法曹を目指す同期に比べ基礎知識が身についてないことに気づいたこと、1つ上の予備試験に合格された先輩は加藤ゼミナールの講座をとっており、勧めていただいたことが理由です。

また、私は大学4年時に受験したロースクールに全部落ちていたため、浪人して再度法科大学院を受験しました。

 

私がとった勉強方法

(1)大学在学時

総まくり講座は大学3年次の1月に取り、講義を聞き始めました。

最初は加藤先生のおっしゃったことは、講義・科目の体系的理解を高めるものだと考えテキストの余白に書き込んでいました。

そして、理解が進んでいない科目に関しては何度も聞きなおしました。

講義をある程度、消化したのちは、論証を覚えること・過去問が重要だと法科大学院の先輩方に教えていただいたので、総まくりテキスト・論証集をひたすら読む、過去問を解くことを行いました。

今振り返ってみると、もう少し早く総まくり講座をとって、消化すべきだったと思います。また、私は論証を暗記するものだととらえ、全部一言一句覚えようとしていました。そのため、なかなか論証が覚えられないまま、法科大学院入試を迎えてしまいました。

しかし、理解があってこその暗記なので、論証に対する理解を深めて自分なりに論証をアレンジすれば記憶が進んだはずだと思います。

(2)浪人時

法科大学院すべてに落ちた理由は、科目の体系的理解や論証に対する理解不足、典型問題に対する答案の型ができていないことだと分析しました。

したがって、独学でも安心して進められる答案付きの講座を探していたところ、加藤ゼミナールの「基礎問題演習講座」を見つけたのですが、まだ全科目がそろっていなかったため、結局他の予備校の講座を申し込みました。

しかし、サンプルを拝見した限りでは、総まくり講座との互換性や加藤先生の高度な答案が掲載されている基礎問題演習講座のほうが優れており、役に立つと思います。

具体的な勉強方法は、まず、その講座の参考答案の主張・問題提起・規範・あてはめをマーカーを引き視覚的に答案の型を把握できるようにしました。

また、学習が進んでくると、参考答案に対する疑問が出てくるので、総まくりテキストを辞書代わりにしてその参考答案の不要な部分を削ってみたり、不足部分を挿入したりして漫然と解いて理解したつもりにならないよう心掛けました。

論証集に関しては昨年と同様、総まくり論証集を使用しました。主にマーカー指示されたキーワードを中心に覚え、試験前には論証集の目次を見て、キーワードを思い出せるか確かめました。

     

 

講座・教材が法科大学院入試にどのように役立ったか

例1:出題内容との関連性について

刑事訴訟法では、①~(論点名)、②~(論点名)が出題され、いずれの論点も〇〇テキストでAランク論点に位置付けた上で過去問や参考判例を使った答案例や論述例まで紹介されていたため、周りに差をつけることができた

 

例2:方法論について

全科目共通の方法論(書き方、読み方、考え方)が役に立った

科目分野ごとの方法論(書き方、読み方、考え方)が役に立った

 

例3:教材について

テキスト・論証集には新しい判例の理解や受験界通説、試験傾向に合った理解が反映されているため、知識をブラッシュアップするために有益だった

テキスト・論証集にはランク付けがあるとともに、マーク指示もあるため、直前期に適切なメリハリ付けをしながら総復習をすることができた

講師がいちから教材を作成しているため、内容面について信頼できた

 

総まくりテキスト・論証集は加藤先生が自ら作成されているため、安心して学習ができます。

また、独学だとわからないところや法律の深みにはまる危険がありますが、総まくりテキストに記載がないなら、他の受験生もわからないし合否には関係ないと判断できました。

ただ、注意点としては、確かに、総まくり講座は優れており、自分の血肉にできれば法科大学院合格は容易だと思います。

しかし、初学者が取ると消化不良を起こすと思います(私がそうでした)。

なので、総まくり講座は中級者以上の方にお勧めの講座です。

 

学部成績

大学の授業には完全にオーバースペックだと思います。

したがって、大学のレジュメ・小テストを優先しつつ、テキストのマーカー指示・Aランク論点を抑えれば完璧だと思います。

 

最後に

周りが就職・院進する中、自分だけ無職で勉強を一人続けることは精神的に大変でした。

特に法科大学院入試は、大学入試までと異なり、自分の実力を客観視する模試などがないため、不安に襲われながら勉強をつづけていることがしんどかったです。

したがって、法科大学院に合格した方が使っていた教材・勉強法・勉強時間を真似することが合格に近づくうえで重要です。

その点、加藤ゼミナールは法科大学院合格に十分足りる教材・講義がそろっています。

ぜひ、加藤ゼミナールを選んでいただいて、講義・教材を使い倒して合格を勝ち取ってください。

お互い頑張りましょう。