加藤ゼミナールについて

網羅性が非常に優れている講座で受験1回目合格!

プロフィール

上田 祥太郎 様
大阪大学法学部 卒業
大阪大学法科大学院(既修) 卒業
令和5年司法試験 合格

 

受講講座

 

成 績

総合 830.30点 1318位
論文 392.17点 1446位

公法系  102.64点(A、C)
民事系  132.96点(C、B、D)
刑事系  98.33点(C、B)
選択科目 58.22点

 

講座を選択した経緯・理由

私は、もともと他の予備校で基本7科目の学習をしていましたが、労働法については十分な講座が見つからず、ロースクールの授業のみで挑もうと考えていました。

しかし、司法試験の半年ほど前に労働法の過去問を解いてみたところ、何を書けばよいか全くわからず、危機感を覚えました。基本7科目については予備校で論文の書き方を学んでいた一方、労働法については授業で得た知識を論文でどのように活かすかという点が身についていないと気付きました。

そこで、予備校の講座を探すようになりました。そんな中で、共に勉強していた友人が加藤ゼミナールを受講しており労働法重要問題100選講座をおすすめしてくれました。テキストを見せてもらったところ、テキストや論証集の網羅性が他の市販の教材等と比べて非常に優れているとかんじました。そこで、同講座を受講することに決めました。

 

講座・教材の使い方

私は、100選講座と論証集を購入しました。購入したのが司法試験の半年前であり、あまり時間がないという実感がありました。そこで、まずは100選講座の問題の答案構成のみをして、講義を聞き、そのあと論証集に講義で得た情報を一元化するという手順で学習を進めていきました。早めに1周問題を回すことで労働法の全体像を掴むことができたと思います。

その後は、Aランクになっている問題を中心に何度も復習し、100選講座の問題に出てこない論証集の論点についても少しずつ触れていきました。その中でも多くの人が覚えてくるであろうAランクの論点を確実に覚えるようにしました。もちろん全ての論証を覚えることが理想ですが、私は時間的にもそれが不可能だと思ったので、BランクやCランクの論点についてはある程度メリハリをつけて学習していきました。

 

講座・教材が令和5年司法試験にどのように役立ったか

第一に、100選講座及び論証集は網羅性が素晴らしいと思います。同講座の問題は労働法の重要論点を網羅しているため、100選講座の問題をすべて押さえておけば、他の受験者に後れを取ることはないという自信をもって当日に臨むことができました。100選講座にないような問題がたとえ出たとしても受験者みんなできないだろうと思うことで、楽な心持ちで試験に臨めたことが自分にとってプラスになったと思います。特に、選択科目は初日の最初の科目なので、ここで失敗したという気持ちにならないことはとても重要だと実感しました。その点で、100選講座を受講し、自信をもって選択科目の試験を終えられたことが他の科目にも良い影響をもたらしたと思います。

次に、実際に今年出題された問題と同様の問題が収録されていた点で、直接的に役立ちました。今年の労働法第1問の設問1では、休職命令と自然退職扱いの有効性が問われました。この問題については、前提として休職命令の有効性を検討することができるかがカギになると思います。100選講座には、第22問でこれと同様の問題がありました。この問題を押さえていたからこそ、問題の大枠をとらえることができました。また、第2問の設問1で出題された労働組合法上の使用者性や義務的団交事項についても100選講座で何度も見直していたので、自信をもって回答することができました。

このように、100問をしっかり押さえていたことで本番の問題にもしっかりと対応することができたと思います。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

選択科目は、予備校の講座も基本7科目に比べると充実しておらず、対策が難しい科目であると思います。 その中で、加藤ゼミナールの労働法の講座は内容、質ともに充実しており、同講座を受講しておけば、他の労働法受験者に対して大きなアドバンテージをとることができると思います。実際、私の周りの合格者を見渡しても、選択科目で高得点をとっている人が多いように感じます。これから司法試験を受験される方で、選択科目で労働法を検討している方には、加藤ゼミナールの講座を受講し、選択科目でアドバンテージをとることで合格を勝ち取ってもらいたいと思います。