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試験委員の立場に立ったテキストで労働法58.07点合格

プロフィール

A.H 様
私立大学法学部 卒業
国立大学法科大学院(既修) 卒業
令和3年司法試験 合格

受講講座

・労働法速修テキスト講座2019

・労働法過去問講座2019

成 績

労働法 58.07点(上位14%)

講座を選択した経緯・理由

ロースクールに入学するタイミングで、履修する科目を選ぶ際に、選択科目を何にするか考えることになり、自分なりに調べてみました。すると、労働法は、暗記量や出題範囲は広いが、現場思考問題は少なめで、勉強していれば安定して点数を取ることができる科目だということが分かりました。私は、暗記することに対してそれほど苦手意識はなく、どちらかというと好きな方だったので、選択科目を労働法に決めました。

そこで、最初は本屋さんに行って、労働法の基本書や問題集、論証集、過去問解説などで分かりやすくて良いものがないかと探してみましたが、そもそも過去問解説については近年のものが売っておらず、初期のものしか無かったり、論証集も1冊しかありませんでした。これでは勉強しにくいし、予備校講座の様なものはないのかなと調べていたところ、加藤先生のことを知りました。加藤先生が労働法1位で司法試験に合格されたことや、労働法に限らず受験生からの質問に1つずつ丁寧に答えられている様子を見て、この先生のテキストと授業なら絶対大丈夫だと思い、受講することにしました。

講座・教材の使い方

私は、学部時代にも労働法を勉強したことは一度もなく、本当に1からのスタートでした。また、ロースクールの労働法の授業においても、労働組合法についてはほとんど取り扱われず、自分で勉強する必要がありました。ですので、まずは、速修テキスト講座を1日3コマずつくらい受講し、とにかく労働法という科目の全範囲を1周することを優先しました。加藤先生もおっしゃっていましたが、まず、その科目の全体像を把握するということが大事です。

1周した後はすぐに過去問に取り組むことにしました。これも加藤先生がおっしゃるように、まずは直近2,3年分の過去問を解き、出題傾向や難易度、今の自分にとって合格水準の答案を書くために必要なものは何かを知りました。当然、1周しただけでインプットもまともに出来ていない状態で解いているので、出来はさっぱりでしたが、その後の勉強効率をアップさせるためには必要だと思います。

そして、その後は、初期の方から現在に遡るという順番で過去問を解いていきました。そうすることで、繰り返し出題されている分野については、自然と答案の型のようなものを身に付けることができます。過去問を全年度分解き終えれば、未出題だけど出題可能性の高い分野について速修テキストや市販の問題集で補っていました。

講座・教材が令和3年司法試験にどのように役立ったか

(1)出題内容との関連性について

本年の問題は、第1問で懲戒処分や整理解雇、第2問で不当労働行為が出題されており、現場思考的な問題も出題されていましたが、多くの問題が過去問で繰り返し出題されていたものであり、過去問にどれだけ真剣に取り組んでいたかで大きな差がついたのではないかと思います。例えば、懲戒処分では、速修テキスト中で論証、考慮要素について細かくまとめられており、問題文を読んだときに、そのページの映像が浮かび上がってきて、それをそのまま答案に書き写すようなイメージを試験時間中に持っていました。考慮要素まで明確に指示し、どこまで暗記する必要があるかを教えてくれる先生は他にいないと思います。

逆に、速修テキストに載っていない問題が出題されても、「速修テキストに載っていないんだから、他の受験生も出来っこない」と割り切ることができます。

(2)方法論について

労働法では、紙面が他の科目と比べて、限られています。にもかかわらず多論点型の問題が出題されることがしばしばあります。そういう時には、問題提起は省略していきなり論証展開をしても良い、や緊急避難的な論証から当てはめのコンパクトな書き方などの試験戦略上のテクニックを教えていただきました。

(3)教材について

速修テキストや過去問講座の答案は、基本的に司法試験の考査委員だった土田先生の立場に立っており、この立場で書けば間違いないという安心感がありました。

速修テキストにはA、B、Cといったランク付けがあるとともに、重要箇所や暗記箇所に事細かなマーク指示もある(色も複数、アンダーライン、太線など種類が豊富)ので、ここは絶対覚える、これはもう捨ててもいいといった判断がしやすく、復習がしやすい作りになっています。

受験生なら、論点の存在はもちろん知っているが、書き方が分かりにくいといったところや、頻出のところでは、模範答案例のような形で速修テキストにまとめられているので、非常に勉強しやすいです。

速修テキストには対司法試験との関係で必要なことは網羅されていると思います。ロースクールの授業では、教科書を参照することもありましたが、司法試験との関係では速修テキスト一冊だけで勉強していました。

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

労働法受験の方は、加藤先生の指示通りに普段の学習をすることができれば、合格水準の答案を書けるようになると思いますので、ぜひ加藤先生の労働法の授業を受講することを検討していただきたいと思います。選択科目は、基本7科目に比べて軽視されがちですが、少し頑張れば安定して合格水準の点数を取ることのできるコスパの良い科目だと思うので、手を抜くことなく勉強してほしいです。