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令和5年以降の法科大学院入試に向けた学習スケジュール

基本7科目の基礎固めを終えていない方

予備校の入門講座を受講してしっかりと基礎固めをする

基本7科目(志望校によっては6科目)の基礎固めを終えていない方は、基本7科目の基礎固めからスタートします。

他の法律資格を取得している方であっても、司法試験・予備試験・法科大学院入試対策としての勉強をしたことがないのであれば、試験対策としての勉強をゼロからスタートするくらいの気持ちで勉強をする必要があります。

それくらい、論文試験には特徴があります。

基本7科目の基礎固めから学習をスタートする場合、予備校の入門講座を利用して頂くことを強くお薦めいたします。そのほうが断然、確実かつ効率的であるといえます。

まず、司法試験に限らず、国家試験対策にはなるべく予備校を利用したほうが良いです

試験にはそれぞれ、当該試験特有の出題の範囲、深さ、特徴といったものがあります。

市販の基本書の大部分は、学問的観点又は実務的観点を中心として法律を説明しているものであり、特定の法律試験の対策という観点に絞って法律を説明しているわけではありません。

したがって、 基本書を使って独学で勉強をする場合、当該試験特有の出題の範囲、深さ、特徴といったものを把握することが困難ですし、仮に把握できたとしても時間がかかります。

次に、特に司法試験・予備試験・法科大学院対策では、予備校を利用する必要性が高いといえます。その理由は、主として4つです。

独学で勉強をスタートした方には、法律知識レベルで最低限の基礎固めができていないだけでなく、答案作成の作法の基本すら身についていないことも多いです。

効率的かつ確実に基礎固めを完成させるために、基本7科目の基礎固めでは予備校の入門講座を受講しましょう。

基本7科目の基礎固めをするなら加藤ゼミナールの予備試験・司法試験入門講座がおススメ!

加藤ゼミナールでは、司法試験・予備試験向けの入門講座として、予備試験合格パック(税込547,800円~)予備試験・司法試験入門講座(税込384,780円)があります。

本気で予備試験合格を目指し、もし合格できなかった場合に備えて法科大学院入試も併願するという方には、予備試験本試験レベルのインプット講義・アウトプット講義、選択科目対策講義、法律実務基礎科目対策講義、短答対策講義まで含まれている予備試験合格パックをお薦めいたします(予備試験合格を本気で目指す方には、こちらの学習スケジュールを参考にして頂きたいと思います)。

法科大学院入試メインの方には、基本7科目の基礎固めをすることに特化した予備試験・司法試験入門講(税込384,780円)をお薦めいたします。無理をして予備試験合格に向けた勉強をすると、カリキュラムを消化しきれず、法科大学院入試レベルの実力も身につかない可能性があります。

司法試験合格のルートは、人それぞれです。自分に合ったルート選択をして頂きたいと思います。

予備試験・司法試験入門講座とは、予備試験合格パックのメインカリキュラムである入門講座(基本7科目の導入講義20時間+基本7科目の基礎講義300時間)だけを受講して頂けるプランであり、法科大学院入試対策としてのインプット講座・アウトプット講座としてご利用頂けます。

予備試験・司法試験入門講座のカリキュラムは、導入講義と基本7科目の基礎講義の2つからなります。

導入講義では、入門講座のプロである高野泰衡講師が、①入門講座の聴き方、②全科目に共通する法律学の基礎について説明した上で、③基本7科目の基礎講義に入るための土台を作ることを目的として、各科目の全体像を把握するための導入講義を実施いたします。

基礎講義では、高野講師が、加藤喬講師が入門講座用にいちから作成した基礎・応用完成テキストと基礎問題演習テキストを使い、基本7科目について、インプットとアウトプットを統合した形の新しいスタイルの授業を実施いたします。

導入講義と基礎講義により、司法試験・予備試験・法科大学院の全てに共通する基本7科目の基礎固めを完成させることができます

令和5年以降の法科大学院入試に向けた学習スケジュール

Step1:予備試験・司法試験入門講座による基本7科目の基礎固め

〇講義の進め方

基本7科目(志望校のによっては6科目)の基礎固めをするために、導入講義(20時間)→基礎講義(300時間)という流れで受講します。

「導入講義」により、基本7科目の基礎講義に先立ち、各科目の全体像を把握します。これにより、基礎講義を使った学習をスムーズに進めることができます。その科目特有の思考の枠組み(考え方)、法体系、重要な分野・条文・手続・論点について、言語化まではできないが脳内でだいたいのイメージができるという状態を目指します。導入インプットは、基礎講義に入るための土台作りを目的とするものですから、この段階では理解・記憶が曖昧・不正確でも構いません。まずは脳内でだいたいのイメージができるようになることを目指し、それから徐々に、基礎講義を受講する過程で言語化して理解・記憶していきます。

「基礎講義」では、基礎・応用完成テキストと基礎問題演習テキストを使い、基本7科目のインプット・アウトプット面における基礎固めを完成させます。ここが一番大事であり、教材を反復して記憶するべきことをちゃんと言語化したうえで理解・記憶することで、基本7科目について盤石な基礎を築きます。基礎講義は、配信スケジュールに従い、科目ごとに、基礎インプットと基礎問題演習を受講して頂きます。

〇法科大学院入試の合否は基礎固めの完成度で決まる

「基礎講義」では、基礎・応用完成テキストのうち基礎固めレベルのこと(テキスト全体の深さ・範囲の3分の2程度)に絞って説明いたします。基礎・応用完成テキストには、司法試験・予備試験レベルの難しいこと・深いこと、短答試験レベルの細かいことも反映されておりますが、法科大学院入試の論文対策としては「基礎講義」で説明する部分だけを勉強すれば足ります。

司法試験・予備試験・法科大学院入試のいずれの勉強においても、最も時間がかかり、尚且つ最も難しいのが、基本7科目の基礎固めです

基本7科目の基礎固めを疎かにすると、比較的早い段階で、学習効果がストップします。土台となるべき基礎が疎かであるため、基礎を土台としてその上で徐々に積み上げるという勉強ができなくなるからです。

また、法科大学院入試では、加藤ゼミナールの予備試験・司法試験入門講座レベルのことをマスターできれば、上位校も含めてちゃんと合格することができます

仮に、入門講座では言及していない応用レベルのこと・細かいことが出題されても、そこで合否は決まりません。基礎固めの完成度で合否が決まります。

とにかく、基礎的なインプットとアウトプットを何度も繰り返し、基本7科目について盤石な基礎を作りましょう。

〇基本7科目の総まくり論証集

予備試験・司法試験入門講座にも、基本7科目の総まくり論証集が付属します。

基本7科目の総まくり論証集は、論文対策に特化した教材として、基礎・応用完成テキストを3分の1に凝縮した最高の一元化教材です。試験直前期に効率的な総復習をする上でも、非常に役立ちます。総まくり論証集には、論点の論証だけを張りつけた普通の論証集とは異なり、論文試験で必要とされる全ての知識が答案に書ける形で集約されているとともに、制度概要・条文といった論証以外の知識も反映されています。

法科大学院入試対策としても、論文対策の一元化教材としては、総まくり論証集を使って頂くことを強くお薦めいたします。

基礎講義を受講する段階では基礎・応用完成テキストを使って頂き、その後で、基本7科目の論文対策のための一元化教材として総まくり論証集を使う、という流れが適切であると考えます。

Step2:志望校の過去問の演習・分析(必要に応じて予備校答練も受講する)

法科大学院入試の合否は、基本的に、加藤ゼミナールの予備試験・司法試験入門講座レベルの基礎固めの完成度で決まります。

志望校の論文試験対策としては、志望校の過去問をやれば足りると考えます(もっと演習がしたいという方は、必要に応じて予備校答練を受講しましょう)。

基礎問題演習の問題だけでも320問あるので(憲法40問、民法60問、刑法50問、商法50問、民事訴訟法40問、刑事訴訟法40問、行政法40問)、これに加えて志望校の過去問をやれば十分であると考えます。

Step3:法科大学院入試に向けた総復習

遅くとも入試の2~3か月前から、志望校の入試に向けた総復習をスタートしましょう。

入試当日まで、これまでやってきたことを何度も繰り返すことで、記憶・方法論・問題を解く感覚をピークにもっていくことを目指します

また、Step3では、予備校の答練・模試を除き、新しいことはやらないほうが良いです

インプットでは、ひたすら、総まくり論証集をはじめとするメイン教材を回しまくります。頭の中でメイン教材のページを開き、どこに何が書いてあるのかを画像としてイメージすることができるくらいの状態にまで持って行くのが理想的です。

アウトプットでは、基礎問題演習テキストと志望校の過去問を使った演習・復習を繰り返すことで、Step1・2で各科目の最後に書いた答案の水準を再現できる状態にまで実力を回復するとともに、再現できる答案の水準を徐々に上げていくことが大事です。

それから、試験勉強には、実力を底上げするための勉強と、一定水準まで高めた実力を試験当日まで回復・維持するための勉強があり、Step3は、一定水準まで高めた実力を試験当日まで回復・維持するための勉強に重点を置く時期です。したがって、Step3では、なるべく、1週間に複数科目を同時並行的に復習するのが望ましいです

Step3の総復習の段階では、これまで学習してきたことを何度何度も繰り返すことで、入試当日までにどれだけ多くインプット・アウトプットを繰り返すことができるかが肝になってきます

同じことの繰り返しであり、精神的に相当辛いと思いますが、こうした勉強こそ、やり切ったときの効果は絶大です。

基本7科目の基礎固めを終えている方

基本7科目の基礎固めを終えている場合、これまでやってきたことの反復を並行して志望校の過去問の演習・分析をすることになります。

一元化教材がない、あるいは最新の試験傾向と判例学説が反映された一元化教材を使って勉強をしたいと考える方は、必要に応じて、基本7科目の試験対策講座の決定版ともいえる総まくり講座(税込150,000円)を受講してして頂くことをお薦めいたします。

総まくり講座では、司法試験・予備試験レベルのことまで説明しているので、テキスト・授業の内容のうち難しいこと・細かいことはどんどん飛ばして頂いて構いません。

志望校の過去問の演習・分析により志望校の入試問題の難易度を把握したうえで、総まくり講座のうち必要なことと・不要なことの取捨選択をしながら総まくり講座を利用して頂くのが宜しいかと思います。