加藤ゼミナールについて

一貫性のある講義と教材が決め手で司法試験合格!

プロフィール

A.T 様
令和6年法科大学院(既修)卒業
令和6年司法試験 合格

 

受講講座

 

成 績

総合 840点台 990位台
論文 410点台 1000位台

公法系  110点台(憲法A、行政法A)
民事系  140点台(民法A、商法C、民事訴訟法D)
刑事系    90点台(刑法C、刑事訴訟法B)
選択科目   50点台

 

講座を選択した経緯・理由

インプット(総まくり)~基礎問演習~過去問演習に至るまで、同じ講師が同じ論証集を用いて説明しているという、その一貫性を魅力に感じ、受講を決めました。

前年度に初めて司法試験を受験した際に、「司法試験の過去問は自主学習には難しすぎる」と感じました。もちろん十分な知識があればそんなことはないのかもしれませんが、ロー入試や定期試験を付け焼刃で乗り切ってしまった私にとっては、司法試験の過去問はあまりにも難解に思えました。途方に暮れていた昨年12月に、加藤ゼミナールの体験講座を受けた上で、受講を決めました。

決め手となったのは、基礎問題演習講座のわかりやすさでした。基礎問題演習講座は、司法試験の過去問をアレンジした問題を多く取り扱っており、過去問が難しすぎると感じていた私にとって非常に取り組みやすく思えました。また、約134時間という早さで総まくり講座のインプットを終えられるという点も、試験までの期間を考えると非常に現実的に思えました。

体験講座を受講した際に上記のようなメリットを感じ、自分自身が来年度合格するにはこの講座が必要であると考え、受講を決めました。

 

講座・教材の使い方

①総まくり講座

総まくり論証集に一元化する形で、知識をまとめていました。

最初にマーク動画を見ながら紙の総まくり論証集にマークをした後、それをスキャンして電子化し、キーボード付きiPadで書き込みながら講義を視聴していました。最初は手書きでノートをとっていたのですが、タイピングした方が速いことに加えて見返しやすいため、最終的に上記の方法に落ち着きました。加藤講師が講義中に言及される内容も、メモしておきたい部分がかなり多いので、いかに早くノートをとれるかというのは重要であると思います。

②基礎問題演習講座

最初の頃は手書きで答案構成を行っていたのですが、だんだん時間が無くなったので、頭の中で軽く答案構成してから講義視聴するスタイルに落ち着きました。今思い返すと、知識がない状態で答案構成しても、時間がかかる割に効果が薄かったように思います。自分の頭を使って解くよりも、とにかく高速で周回して知識を定着させることがオススメです。

③過去問講座

私はとにかく時間がなかったため、Aランク年度を中心に各科目4~5年分程度の講義視聴しかできませんでした。そのため、全く触れていない年度が2/3以上ではありましたが、基礎問題演習講座を受講したことで必要なインプットはほぼ済んでいたため、比較的スムーズに講義視聴できました。

起案については、直前期に各科目1~2回程度行いました。理想としてはもっとやるべきですが、昨年度の成績を踏まえて、筆力よりも知識面の方が課題であると感じていたため、このような形をとりました。都度自己分析することは重要だと思います。

講義内で加藤講師が言及する解答テクニックは非常に参考になるので、できれば全年度起案した上で視聴した方が良いと思います。

②③で得た知見についても、総まくり論証集に都度書き込んでいました。また、基本的に1.5倍速~1.75倍速で視聴していました。

 

講座・教材が令和6年司法試験にどのように役立ったか

出題内容との関連性について

総まくり講座と基礎問題演習講座を大方聞いて今年度の司法試験に臨んだところ、論点がわからなくて困惑するような問題は、商法等の現場思考問題を除けばほぼなかったといえます。昨年度在学中受験した際には論点すらわからない科目が半分以上だったため、私にとっては非常に大きな進歩でした。知識面が課題だった私にとっては、総まくり講座でのインプットは必要不可欠だったといえます。

昨年12月に講座を契約したものの、ロースクールが忙しく、本格的に着手できたのは修了後の3月でした。5月に受験した模試では、総まくり講座を聴き終わった科目とそうでない科目との間に大きな成績差が生まれたため、自分にとって総まくり講座は必要であると再確認しました。

教材について

総まくり講座の最大の魅力は、短い講義時間の中で、司法試験を最初から意識した講義が展開されていることです。ロースクールを修了できる程度の法的知識はあるものの、知識が体系化されておらず司法試験が解けない、といったかつての私のような学生にとっては、司法試験本番に間に合わせる非常に有効な手段だったといえます。漠然と基本書を読むよりも、加藤講師の話を倍速で聴いた方が断然早く理解できました。

基礎問演習・過去問演習の解答例が総まくり講座の論証を使って作成されているという、講座間の連動性もよかったです。同一の講師から、講師自身が作成した論証集に基づいて教わることで、迷うことなく知識を体系化することができたため、トップスピードで司法試験合格レベルまでもっていくことができたと感じています。

また、動画再生ボタンを押せば勉強できるため、学習のペースも作りやすかったです。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

私は前年度の在学中受験では、80点以上合格点に足りない成績をとってしまい、成績表を眺めて途方に暮れていました。しかし、思い切って講座を契約し、司法試験までひたすらパソコン上の加藤講師と向き合い続けた結果、今年は危なげなく合格することができました。

司法試験は誰でも受かる試験とも近年言われていますが、それまでにかかる時間は人それぞれだと思います。しかし、自己分析のうえで最速合格に必要な手段を選びとれば、必ず道は開けます。がんばってください!