加藤ゼミナールについて

過去問徹底分析で差をつけた合格!

プロフィール

K.T 様
慶應義塾大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 在学
令和6年司法試験 合格

 

受講講座

 

成 績

選択科目 59.38点

 

講座を選択した経緯・理由

労働法は選択科目であり、法律基本科目に比べて対策が手薄になっていたため、本試験で予想外のテーマが問われた時の処理手順に悩んでいました。

しかし、労働法の過去問について網羅的に検討する講座を提供している予備校は少なく、この点でも労働法の対策の難しさを感じていました。そんな中、友人から加藤ゼミナールに平成18年から直近の令和5年までの司法試験過去問対策講座があること、さらにその解説が各年度ごとに詳細であることを聞きつけ、すぐにこの講座を選択することに決めました。

 

講座・教材の使い方

自分は、司法試験の過去問を自分で答案構成や起案した後に、本講座に付属されている講義動画を視聴したり、テキストを繰り返し読むことで勉強を進めました。

また、本試験が近づく中、可処分時間が少なくなってくると、講義動画を視聴する時間がなくなってしまい、全年度の動画を視聴することはできなかったのですが、テキストの解説が非常に詳細であるため、講義動画を視聴しなくてもテキストのみで理解を深めることができました。

そのため、労働法を徹底的に対策したい方はもちろん、少ない時間で効率的に合格答案を学びたい人こそ本講座を勧めたいと思います。

 

講座・教材が令和6年司法試験にどのように役立ったか

令和6年本試験は、全体的に過去問からの出題が多かった年度のように感じました。

第一問では、管理監督者の論点や退職金不支給減額規定についての論点などが問われており、過去の出題もあった分野であったため、本講座で書き方を学んだ成果をフルに発揮できたように感じます。

第二問では、不当労働行為(労働組合法7条)について正面から問われていたところ、不当労働行為類型である団交拒否や、支配介入についての処理手順については、本講座で繰り返し解説がなされていたところだったため、本試験でも落ち着いて処理することができました。周囲に差をつけることもできたと思います。

このように、労働法は過去問からの焼き回しも比較的多い科目であるため、本講座を使用しての過去問対策は本試験で合格答案を書くために非常に有用であると感じています。

また、労働法は選択科目であったこともあり、自分の中では対策が一番手薄で、論点の位置付けの認識が不十分なところが多かったのですが、本講座のテキストに掲載されている解答例が詳細であるため、これを繰り返し読み込むことで論点間の繋がりや、論点展開の際のメリハリについて理解することが出来たと思っています。

さらに、本講座は加藤講師が答案例に実際にマーキングする様子を講義動画の中で視聴することができるため、答案例の中でもどこが特に重要なのかを判別しやすい講義形態になっていると思います。また、労働法の過去問も平成18年から直近の令和5年まで、数多くあるのですが、講義視聴画面のところに各年度の重要度がA.B.Cで順位づけされているため、可処分時間が少ない人でもメリハリをつけた上で、対策することができると思います。

他の予備校と異なり加藤講師が答案例や解説も含めて全て制作されているため、内容についての安心感も大きかったです。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

司法試験は量が膨大であるため、何から手をつけていいのか、どこにメリハリをつけて勉強すればいいのか迷うことがあると思います。その中で自分が最も伝えたいことは、重視すべき勉強法は過去問であること、これに尽きると思います。

世の中には様々な演習教材があり、それらが魅力的に見えることもあると思いますが、過去問以外の演習教材をやらずに合格する人は沢山いますが、過去問をやらずに合格する人は全くいません。その上で、本講座は、選択科目であり法律基本科目に比べて勉強時間の配分が難しい労働法を網羅的に過去問検討することができるため、非常に有用だと思います。本講座を使用すれば合格答案を書き上げることは難しいことではありません。皆さんの合格を祈っています。