S 様
令和6年予備試験 合格
総合順位 2桁順位台
法律実務基礎科目 A
他の予備校で基本7科目のインプット講座、短文事例を扱う論文講座の受講を済ませましたが、予備試験合格水準の答案を作成できるだけの実力までどうしても伸びませんでした。
その原因を考えたところ、どの論点をどの分量で記述するかといった答案戦略や、あてはめで書き負けていることに気づき、それを補える講座を探していたところ、本講座が最適であると考え、受講を決めました。
「実務基礎はインプット量が少なく、コスパが良い科目」という話はよく聞きますが、基本7科目と違い、何をどのようにインプットすれば良いのか、どのような方法で答案を作成すれば良いのかが分からず、令和5年の予備試験で実務基礎科目はFをとってしまいました。
その中で、上記の講座の内容に本当に満足していたため、同じ加藤先生が担当する本講座であれば実務基礎を得意科目にできるのではないかと期待し、受講することに決めました。
講義を受講する前に、必ず時間を測って何も見ずに起案しました。
起案後すぐに解説講義を受講し、答案を書く上で知っておかなければいけない知識等があれば余白にメモを残していました。
また、模範答案と自分の答案と見比べて、各設問や論点ごとの分量を確認し、点のつかない答案になっていないかを確認しました。
さらには、自分では思いつかないような、加藤先生ならではの優れたあてはめ表現をストックしました。
まずはインプット講義を受講し、覚えるべき対象を確定し、マーキングしました。マーキングした知識は、論証集を回すような形で試験直前まで繰り返しました。
次に、上記と同様の流れで、時間を測って何も見ずに過去問を起案し、起案後すぐに解説講義を受講し、自分の弱点を補強しました。
私は特に民事実務の準備書面問題に苦手意識がありましたが、加藤先生の講義を聴くと、準備書面問題にも「証拠→事実→評価」という答案の型があることがわかりました。そこで、過去問の参考答案において写真のような形で色分けし、型の習得を目指しました。
※設問4について、紫:証拠、ピンク:事実、薄いオレンジ:評価、黄色:理由づけと色分けしています。
加藤先生の講義では、他の予備校の解説では言語化されていなかった部分にまで焦点を当てて、解説がなされています。
そのような講義を受講した結果、これまでなんとなく答案に書いていた内容について、より点のつきやすい形で答案を書けるようになりました。
とにかく参考答案の質が高かったです。特に、自分が苦手としていたあてはめの部分に関して、非常に丁寧な論述がされていました。
これに加えて講義での解説を聴くと、自分でもこのようなあてはめが再現できるほどに解像度が高まりました。
特に社会人の方にお伝えしたいのですが、「社会人で予備試験に合格する」というと、とんでもなく大変なことというイメージを持たれるかもしれません。
しかし、実際に合格してみると、私は日々やるべきことを考え、それをこなしていたら、いつの間にか合格していた、という感覚があります。
学生の皆さんと比べて、たしかに勉強に充てられる時間は少ないですが、加藤ゼミナールの講座であれば、かなり短期間で実力の底上げが可能であると考えます。
加藤ゼミナールの講座は本当に信頼できる講座だと思うので、これを用いてぜひ合格を掴み取って欲しいです。