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苦手だった憲法が得点源に!司法試験合格へ導いた講座の力

プロフィール

T.M 様
同志社大学法学部法律学科 卒業
同志社大学法科大学院(既修)修了
令和7年司法試験 合格

 

受講講座

  • 司法試験過去問講座2024(憲法単科)

 

成 績

総合 943.26点 428位
論文 469.40点 422位
公法系  124.11点(C、A)
民事系  170.50点(A、B、A)
刑事系  120.27点(A、A)
選択科目(労働法) 54.51点

 

講座を選択した経緯・理由

私は、憲法に関しては予備試験もロースクールの成績も最低評価だらけでした。

そして昨年の司法試験も30点台のD評価でした。

そこで苦手を潰す必要がありました。

しかしロースクールで勉強し続けても合格答案の相場感もわからず、出題趣旨採点実感の意味も分からずこのままでは来年もE判定を取り不合格になる危機感がありました。

そこで予備校の講座を取ることにしました。

加藤ゼミナールの塾長のxの普段のポストから「この先生は試験の本質を本当についてしっかり言語化してくれている方だからこの先生の講座を取れば自分でも合格出来る」と思い憲法を受講することにしました。

受講と同時に全科目に繋がる弱点の改善を目的としました。

 

講座・教材の使い方

講座を聴く際には漫然と聴くだけではなくこのレベルの問題が初見で出た場合にどうやって対応すれば良いのかを意識しながら聴きました。

そして受講後は、答案例で汎用性のあるフレーズや処理手順を定義集などに記録し必死に暗記しました。

テキストの使い方については、体系を意識し、ナンバリングから「保障、制約、正当化」のどの話をしているかどこからどこまでが何の議論をしているのかを意識しすぐ見返せるようにしました。

講座・教材が令和7年司法試験にどのように役立ったか

(1)出題内容との関連性

在外国民選挙権訴訟は平成22年の問題にありました。

また、表現の自由については何回も出題実績がありますので迷うことなく反論をどこで書くかを意識しながら答案を書くことが出来ました。

(2)方法論

憲法の講座では、違憲審査基準の考え方が特に役に立ちました。

今まで意味が分からず使っていましたが必要性、適合性の関係、基準と結論との関係を詳しく教えて頂きました。

そのおかげでTKC模試でも高い実力を感じるとの添削コメントを貰い高得点でした。

そして今年の試験でも型は大きくは外さずに済みました。

講座を取らなかったらE取っていた可能性はあると思います。

また、憲法だけでなく全科目に通じる考え方、問題文の読み方や誘導から何を連想するかについても解説していたため、上手く抽象化できました。

その結果、全体の実力の底上げができたため去年1800位くらいで不合格から428位まで順位を上げることが出来ました。

(3)教材について

ロースクールの授業では高度な議論があり教授の言いたいことや合格答案の相場感も理解できませんでしたが、講座を取れば出題趣旨や採点実感の意味を理解することが出来ました。

講座では出題趣旨、採点実感の中で受験生がどこまで出来れば良く出来なくても仕方ない部分なのかのメリハリをつけてくれたので助かりました。

また、令和以降の答案は現実的な答案もテキストに載っていたため相場感を知ることもできました。

また、講師が、受験生の詰まりやすい部分も含め言語化しながら授業をしてくれたため安心して講義を受けることが出来ました。

次にテキストの使い方については、解答例のうちどこまでが保障、制約、正当化の議論か、反論はどこなのかを後から見返してすぐに分かるようにできるようメモを取りました。

そのおかげで、復習が比較的しやすかったです。

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

加藤先生は、解説がわかりやすいだけではなく問題文のヒントから論点の気づき方や構成の仕方、出題趣旨・採点実感の読み方、全科目に通じる勉強方法までメリハリ付けて丁寧に解説してくれます。

加藤先生は、苦労してから超上位で司法試験に合格した講師のため、人の痛みの分かる素晴らしい講師です。

自分は司法試験の勉強を初めて10年以上かかった要領の悪い人間です。

しかし普段の加藤先生のX(旧Twitter)でのポストをヒントにしつつ憲法の講座も取り自分に必要なことを言語化できたため去年1800位台で司法試験に不合格だったのが428位という比較的高順位での合格が出来ました。

皆さんも加藤先生についたら高確率で合格出来ます。頑張って下さい。