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弱点だった過去問が武器に変わった勉強法

プロフィール

簱谷 亮太 様
京都大学法学部 卒業
神戸大学法科大学院(既修)在学
令和7年司法試験 合格(在学中受験)

 

受講講座

  • 基本7科目の予備試験過去問講座2024
  • 基本7科目の司法試験過去問講座2024

成 績

総合 830点台 1060番台
論文 410点台 1120番台
公法系  99点(C、A)
民事系  152点(B、A、B)
刑事系  107点(A、B)
選択科目 52点

 

講座を選択した経緯・理由

昨年9月に受験した予備試験の論文式試験に合格できず、在学中受験の資格で司法試験合格を目指すこととなりました。

今年2月上旬には所属する法科大学院の期末試験が終わり、本格的に司法試験に集中した勉強を始めました。

まず初めに、予備試験受験生向けに安価で販売されていた某予備校の過去問講座で2023年の問題について学習しました。

マーク指示に従いテキストに彩りを添えたり、模範答案を読んで「本当にあと5か月で太刀打ちできるのか」と壁を感じたりしました。

ここで、7月の本番までに自力で過去問を消化するのは現実的ではないと気付き、他の年度についても予備校を使うことを決めました。

まずは、サンプルテキストや講義を見て各予備校を比較検討しました。

司法試験の過去問学習の本丸は出題趣旨と採点実感から答案の書き方を身に着けることにあると言われます。

もっとも、各年度間の整合性をもって理解する必要がある等、一人で読み解くのは骨が折れます。

この点、出題趣旨及び採点実感を単に丸ごと掲載するのではなく、両者から今後の答案作成に生きる部分を抜き出して解説を加えるという加藤ゼミナールのスタイルが魅力的に映りました。

このテキストの性質に加えて、全年度がパックになっていながら一番リーズナブルであったという点が決め手となり、加藤ゼミナールに自分の合格を賭けることにしました。

 

講座・教材の使い方

論文式試験対策全体の方針としては、論文答案の書き方が確立していなかった当時の私にとって、典型問題集を進めることも必須の課題であったため、一日に過去問を2題、典型問題集を7科目1題ずつというペースで進めることにしました。

4月に大学院の前期の講義が始まることから、加藤ゼミナールのサイトを参考にして過去問学習の優先度を考え、刑訴法と行政法を重点的に進めました。

幸いにして期末試験の受験により週7日学校に来ることに身体が慣れていたので、加藤ゼミナールの受講を決心したその日から講義の視聴を始め、毎日深夜まで自習室に籠もりました。

過去問の進捗管理のためのエクセルファイルを作成し、少しずつマスが埋まるのが秘かな楽しみでした。

具体的な過去問講座の進め方は、40分を上限に答案構成をしてから講義を視聴し、解説及び模範答案の表現のうち汎用性が高いものをノートに切り貼りし、そのノートを何度も見返すというものでした。

 

講座・教材が令和7年司法試験にどのように役立ったか

(1)講義について

加藤先生は解説講義の中で「過去問学習の神髄は汎用性の高い知識・考え方・表現を身に着けることにある」旨何度も刷り込んでくださいました。

模範答案も単に読み上げたりマークを引くのではなく、答案にそのように表現した根拠について語ってくださいました。

特に、ルールの根拠・趣旨に立ち返って考えるという類推のやり方を繰り返しご教示いただいたことで、答案表現の幅が広がりました。

この解説の手厚さは、加藤先生ご自身が新・旧・予備試験の過去問を徹底的にやりこんだというご経験に裏打ちされていると感じます。

(2)教材について

加藤ゼミナールではランク付けが徹底されているところ、行政法の過去問講座で繰り返し言及されていた病院開設中止勧告事件の類題が出題されました。試験頻出の重要な個所について手厚い解説が得られるのが過去問講座の利点であると感じます。

また、令和元年以降の問題について掲載されている「中上位答案」が非常に魅力的でした。

これは、模範答案が完全解であるのに対して、「受験生が目指すべきライン」として示されるものです。

実際の合格者の答案であれば間違いが含まれるところ、この中上位答案は、分量と知識レベルを意図的に下げつつ、誤った情報は含めないという縛りの中で作成されています。

中上位答案を通して、高度な処理能力や知識がなくとも筋の通った答案は書けるのだということを教わり、自分も答案が書けるようになるという自信が付きました。

(3)本番の手応え

「みなさん、こんにちは。」という加藤先生の言葉が脳裏に焼き付くほど多くの問題・解説に触れるにつれて、断片的だった知識が有機的につながっていくのが実感できました。

この心の余裕が視野を広げてくれ、本試験についても「こんなに大きなイベントはそうそうないから全力で楽しもう」と思えるようになり、また、どんな問題が来ても少なくとも空振りはしないだろうという自信をもって挑むことができました。

その結果、全科目で自己ベストを大幅に上回る枚数を書き上げることができました。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

合格発表後間もなくの祝賀会では、加藤先生と直にお会いすることができました。

また、祝賀会では多くの同期になる人たちと出会い、互いに健闘を称えたり将来やりたいことについて語り合ったりすることができました。

早く一人前の法曹となり、加藤ゼミナールを始め多くの方にお世話になったバトンを一人でも多くの人へつなぎたいと思います。

2026年以降の合格を目指される皆様方、形式が激変する中ですが、目の前の問題に法律を適用し解決の道筋を立てる、という司法試験の根幹部分は何も変わらず、要求される知識の量や水準が激変することもないと思います。

そして、加藤ゼミナールのCBT対策は抜きんでていると感じます。

ノイズや不安に惑わされず、加藤ゼミナールを信じて一心不乱に机に向かっていただければと思います。

一人のOBとして、心から応援しています。

いつかゼミの同窓会でお会いすることを楽しみにしています。