
光野 康平 様
金沢大学 人間社会学域法学類 卒業
名古屋大学法科大学院 既修 修了
令和7年司法試験 合格
総合 842.59点 1045位
論文 404.432点 1205位
公法系 78.61点(E、B)
民事系 184.40点(A、A、B)
刑事系 97,83点(D、A)
経済法 43.48点
合格に結びつかなかった、1回目と2回目の受験。
2度の受験期間、法律の知識が多く身につきました。
他方で、答案力が身についたという感覚を抱くことは一度もなかったです。
そこで、答案力を身に付けるため、加藤ゼミナールの基本7科目の基礎問題演習講座2024を受講し始めました。
加藤ゼミナールを選んだ理由は、受講料が安かったからです。当講座を選んだのは、各問題の分量と解説がコンパクトで参考答案も充実していたからです。
私は2024年8月に基礎問題演習講座2024を受講し始めました。
当時は2回目の試験を終えて合格発表を待っている時期であり、就職活動やアルバイトも並行していたため、心理的にも時間的にも負荷の大きい学習(司法試験過去問の本格的な演習など)には取り組めませんでした。
そのため、8月~11月の間は、主に基礎問題演習講座2024の講義視聴に集中しました。
本講座は各問題の分量や解説がコンパクトに整理されているため、アルバイトや就活の隙間時間でも効率的に学習を進めることができました。
合格発表後の11月以降は、司法試験過去問演習に重点を移しました。
その際、どの過去問を解くかの判断基準として基礎問題演習講座2024で繰り返し取り上げられている問題を参考にしました。
講座で頻出する過去問については、受験期間中に最低2回は解答し、復習の際には講座のテキストを中心に確認を行いました。
過去問分析本や出題趣旨・採点実感の読み込みは最小限にとどめ、論文を書く回数を重視しました。
ロースクールの答練や出題趣旨を通じて学んだことの一つは、司法試験合格には「書く力」が不可欠だという点です。
ここでいう「書く力」とは、答案において何を書くか、何を書かないかを判断する力であり、単なる表現力や語彙力ではありません。
「基礎問題演習講座2024」では、加藤先生が参考答案を示しながら「この部分は必ず書くべき」「ここは時間がなければ省略してよい」といった具体的な指摘を繰り返しされます。
私はその指摘をテキストにメモし、なぜその判断が必要なのかを理解する作業を積み重ねました。
これにより、過去問演習に取り組む前の段階から、答案作成に必要な判断力の基礎を養うことができました。
そして、11月以降に過去問演習を開始した際には、自分の答案と講座の参考答案を比較し、参考答案にあるが自分には欠けている内容、自分にはあるが参考答案にはない不要な内容を抽出しました。
この繰り返しによって、基礎問題演習講座2024で培った判断力を実践に結びつけ、最終的に司法試験合格に必要な「書く力」を合格レベルにまで磨き上げることができました。
私のような状況にある人。すなわち、ロースクールを留年することなく卒業でき、短答も受かったのに、合格ができない人へ。勇気を出して「自分に足りないのは論文を書く力だ」と確信してください。
そして、「書く力」をひたすら磨いてください。客観的に見れば、あなたは合格に必要な法律の知識を持っています。
もっとも、知識は十分と考えることには強い抵抗を感じることと思います。
合格に必要な知識を自分なんかが持っているわけないと思ってしまうし、テクニカル論としての「書く力」を身につけることは逃げのように感じるかもしれません。
それでも、私は3回目の受験で自分に足りないのが知識ではないと気がつくことができました。
勉強方針の転換には思い切ったリフレッシュや他人の意見を聞ける環境を整えることが非常に役立ちました。
皆さんも是非、一分一秒を惜しんで知識を詰め込むことが本当に正解なのか、一瞬立ち止まって考えてみてください。