Y.K 様
令和7年司法試験 合格
総合 800位台
論文 800位台
司法試験対策において重要なのは、知識を「知っている」状態から、答案として安定的に再現できる状態まで引き上げることだと考えていました。
論文試験では、知識の正確性に加え、あてはめを含めてどの論点をどの厚みで書くかという判断が評価を大きく左右すると思います。
基本7科目の総まくり講座は、単なる網羅的インプットではなく、「この論点は本試験でどう書くのか」という観点から知識が整理されている点に強い魅力を感じました。
論点ごとのランク付けや記載の濃淡が明確であり、直前期まで同じ教材・同じ基準で思考できる点が、本講座を選択した最大の理由です。
総まくり講座の教材は、過去問演習に限らず、日常的な学習やロースクールの授業の復習においても一貫して使用しました。
授業や基本書等で扱われた判例や論点について、まずテキストの中でどのように整理されているかを確認し、論証を修正・加筆することで、個別知識を体系の中に位置付け直すことを意識しました。
インプット段階では、単に結論や論証を覚えるのではなく、「なぜその結論に至るのか」「答案上、どの程度の理由づけが求められるのか」を意識しながらテキストを読み込みました。
これにより、授業内容の理解が深まるとともに、論文答案に直結する形で知識を蓄積することができました。
過去問演習では、まず自分で答案構成・起案を行い、その構成と講座テキスト・論証集の記載を突き合わせることで、書くべき論点の過不足を確認しました。
論証集については、実際に本番で答案に使用できる表現かを基準に取捨選択し、自分なりにカスタマイズすることで、本番でも迷わず再現できる形に整えました。
直前期には、ランク付けを活用し、A・Bランク論点を中心に高速で回転させることで、日常学習から過去問、そして本試験までを同一の教材・同一の基準でつなぐことができました。
司法試験では、基礎的知識を前提に、その理解を踏まえた応用的処理が求められる出題が多く見られます。
総まくり講座の教材は、論点の結論だけでなく、その前提となる考え方や判例の位置付けまで整理されていたため、問題文の誘導に沿ったあてはめが可能でした。
また、全科目を通じて答案作成の考え方が統一されているため、科目ごとに思考がぶれることなく、「いつもの書き方」で答案を作成できた点は大きな強みでした。
直前期に新しい教材へ手を広げる必要がなく、「この教材を使い切れば十分」という確信を持って本番に臨めたことが、結果にもつながったと感じています。
司法試験の勉強では、不安から教材や勉強法を変えたくなることも多いと思います。
しかし、重要なのは方法を増やすことではなく、一つの方法をどこまで使い切れるかだと思います。
総まくり講座の教材は、どの科目もかなり精密に作り込まれているので、使い切ることができれば、合格水準に達することができる教材です。
学習全てにおいて使い込むことで、確実に力になります。
自分なりに工夫しながら繰り返すことで、「考えなくても書ける」状態に近づいていくはずです。
これから受験される皆さんの健闘を心より祈っています。