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過去問講座で学んだ知識・技術が合格の決め手に!

プロフィール

A 様

私立大学法学部 卒業
国立大学法科大学院(既修) 修了
令和7年司法試験 合格

 

受講講座

  • 基本7科目の司法試験過去問講座2022
  • 基本7科目の総まくり論証集

 

成 績

総合 770点台 1550位台
論文 380点台 1520位台
公法系 110点台
民事系 120点台
刑事系 90点台

 

講座を選択した経緯・理由

私はもともと、①現場思考が遅くて途中答案が非常に多い、②基本書や講義からではなく、具体的事例を用いた問題演習を通して帰納的にインプットをする方が合っている、③暗記すること自体は得意、という特性がありました。

上記の点から、自分が司法試験で合格点を取るためには、(ⅰ)過去問で出題があった範囲や採点実感で指摘があった分野については再度出題があったときに試験委員の求める論述をして書き負けないこと、(ⅱ)過去問を中心に演習をし、解説を読むことで知識をインプットすること、(ⅲ)論証や答案の型、あてはめにおける評価の言い回しを数多くストックし、事前に自分の手札を増やすことが重要と考えました。

予備校を探すにあたって、各社のサンプル講義やテキストを確認し、上記を意識しながら決めるようにしました。

加藤先生の「司法試験過去問講座」は、基本書や有力な参考書の記述をベースにして解説がなされていて内容の正確性が担保されている上、過去の出題趣旨や採点実感の指摘も踏まえており、解説を読み込むことで合格に直結するインプットができると考えました。

また、模範答案を読むことで、問題提起の仕方や処理手順といった答案の書き方をそのまま理解できますし、説得的なあてはめの論じ方も習得できるとも考えました。

さらに、「総まくり論証集」は網羅性が抜群であるため現場思考のリスクを減らせる上、加藤先生が全て教材作成しているため、過去問講座と併用することで、過去問を解く中で論証の使い方も学べると考えました。

自分の弱点・特性とマッチしており効率的に学習できることを期待して、受講を決めました。

 

講座・教材の使い方

上記の理由から、私は「過去問と似た問題が出題されたときに試験委員の求める書き方で速く・正確に論述できるようにすること」を過去問演習の目的としていました。

そのため、過去問1周目は論点解説、採点実感や模範答案からのインプットを意識して行い、2周目以降ではそれを踏まえたアウトプットを意識しました。

(1)1周目:インプット重視

論点処理とあてはめのインプットが目的であったためほぼ答案構成で行いました。

問題を読んで自力で一度答案構成をした後、すぐに過去問講座の解説講義を視聴し、その後は解説や模範答案を読み込みました。

この際、適宜参考書や百選も参照して論点の理解をするようにしました。講義では論点に対する考え方の解説は勿論、説得的なあてはめの論じ方等の論文の書き方や、どの箇所の検討にどの程度の分量を割くべきかといった答案戦略的なところまで学ぶことができたので非常に有益でした。

その後、論証集を周回する際にも過去問を解いたときの記憶を喚起できるよう、論点理解に役立った解説部分や、採点実感で指摘があった部分を総まくり論証集にメモするようにしました。

また、類似の問題が出た場合のアプローチの仕方等も講義の中で加藤先生が丁寧に説明して下さるので、それも忘れないようにしっかりとメモしました。

さらに、今後も使えそうな評価フレーズを参考答案からストックするだけでなく、あてはめの論理全体が説得的だと感じた場合は論証に対応するあてはめ全文を論証集に書き込み、論証集を周回する中で吸収できるように工夫したこともありました。

なお、自分は加筆しやすいように、あらかじめ総まくり論証集の内容をExcelに全て書き起こしていました。余白部分に書き足したり、付箋を貼ったりする等でも良いと思います。

このように、論証集を読み返しただけで過去問をもう一度解いたのと同様の効果が得られるよう、論証集に一元化して本番まで何周も読み返していました。

(2)2周目以降:アウトプット重視

論証集を周回する一方で、しっかりと問題を解いて論文として再現できるようにするために最低でも過去問は2周は解き、すぐに法律構成が思い浮かばなかった問題は3周目も解くようにしました。

ここでもほぼ答案構成で済ませていました。

なぜなら、事案に即した判断枠組みを定立できさえすれば、あとは過去問を解く中でストックしてきた評価フレーズや説得的な論述の流れを用いて規範に沿うことを意識するだけで、十分な論述はできると考えたからです。

加藤先生の解説講義を視聴したり参考答案を読み込んだりしたことによって、全ての答案で活かせるような書き方を身につけられたことも大きかったと思います。

(3)教材の使い方例

①解説講義を聞く中で、類似問題が出題された場合に生かせそうな考え方が紹介されていた場合はそれをしっかりと「総まくり論証集」に加筆しました。

R7司法試験では、この問題意識が出題され、しっかりと論述できました。

②過去問で頻出の論点については、しっかりと試験委員の求める書き方で論述できるよう、採点実感での指摘も含めて論証集にメモしていました。

③講義の中で答案の型や論じる順番に注意するよう指摘された論点についても、しっかりとメモをして間違えないように意識づけを行いました。

 

講座・教材が令和7年司法試験にどのように役立ったか

今年の合格は間違いなく、「司法試験過去問講座」を通して、正しい内容を正しく書くための知識・技術を身に着けることができたからだと思います。

憲法では、選挙権という他の受験生は手薄と思われる分野から出題がありましたが、平成22年の問題で既に出題があり、その際に在外国民選挙権訴訟について判例解説がなされていたため、判例の射程を意識して論じることができました。

ほぼ全ての人権規定が過去問で既に出題されており、加藤先生の解説を聞くことでそれぞれの答案の型を習得できていたので、本番では自信をもって解答できて得点も伸びました。

行政法でも、病院開設中止勧告の処分性に関する判例ついて言及することが求められましたが、平成20年の解説で判例理論の詳細な解説を受けていたので、その考え方を生かして自分なりに解答を導くことができました。

行政裁量も過去問で頻出の分野であり、解説だけでなく模範答案も読み込んで論述の流れを予め固めていたので、答案構成の時間を最小限に抑えてしっかりと書ききることができました。

その他の科目でも過去問で既出の論点が多く出題されましたが、採点実感の指摘を踏まえた論述指導を受けていたので、試験委員の求める論述ができて点数の取りこぼしが減ったと思います。

加藤先生は、初見問題に対しても「判例や学説のルールとそれを支える根拠が本事例でも及ぶか」という視点を大事にするようにと常に話されていたため、本件でもこの根拠が妥当するか、趣旨が及ぶかといった基本的な書き方を守って論述できました。

また、「総まくり論証集」は他の予備校と比べても網羅性が抜群に高く、ここに載っていない論点については現場思考問題として受験生間で差は開かないだろうという安心感がありました。

実際、今年は全ての科目で総まくり論証集に掲載された論点が出題されたため、正しい方向性で規範定立をすることができた上、あてはめにも多くの時間を割くことができました。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

どんな勉強法を採るかは人それぞれですが、過去問は必ず早めに取り掛かるべきだと思います。

私は「ロースクール卒業が最優先の勉強」をしてしまい、その場しのぎのインプット偏重型となり遠回りをしてしまいました。

しかし、ゴールは司法試験の問題を解けるようになることであり、そこを見失わないようにする必要があります。

そのためにも、まずは早めに過去問に触れてみて、これで合格点が取れるようになるための自分に合った勉強法や戦略を探してください。

その際、「司法試験過去問講座」は皆さんの過去問演習の学習効率と効果を最大化してくれると思います。

各科目の過去問をしっかりと消化していくうちに、「これは〇〇年で解いた問題と同じ考え方ができるな」といった科目ごとの解き方に必ず気づけますし、試験委員が求める論述の仕方を知ることができます。

加藤先生の解説を聞くことで「この科目では最低限ここまでかければ合否レベルでは全然問題ないな」といった答案戦略も立てることができ、各科目で本番までに掛けるべき勉強時間も計算できます。

また、それと並行して「総まくり論証集」を何周もして暗記することで、どんな問題に対しても正しい法的アプローチで解答を導けるようになると思います。

私自身は独学で勉強するセンスは全く無かったですが、だからこそ素直にそのことを認め、加藤ゼミナールの教材と教えを信じて学習を継続できたことで合格できたと思っています。

皆さんが合格されることを心から願っています。