A.Y 様
令和2年予備試験 合格
令和3年司法試験 合格
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司法試験過去問講座2020
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総合 200番台
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私は、予備試験の論文受験後から合格発表までの間に司法試験の過去問を一通り終わらせることを計画しました。そのため、自分で分析などを行う時間はあまりないと考え、出題趣旨や採点実感の要点が整理され、完全解のある講座を求めていました。そこで、様々な予備校の過去問講座を調べた結果、加藤先生の講座に出会いました。加藤先生の講座は私が求めていた条件を満たしており、受講を決めました。また、私は憲法の答案の書き方に不安があったため、加藤先生の講座で改めて学びたいと思ったことも受講を決めた理由のひとつです。
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加藤先生のテキストは、出題趣旨と採点実感の要点がまとめられており、効率的に過去問分析を行うことができました。また、各論点ごとに詳しく解説が書かれていたので、自分の理解が浅かった部分は付箋を付けておき、繰り返し読みました。
また、私は、再度の出題に備えるために、上位答案を主に参考にしていました。
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(1)出題内容との関連性について
各年度の過去問の解説部分だけではなく、各テキストの巻頭にある総論部分もかなり役に立ちました。総論部分では、各科目の重要論点や出題可能性の高い論点が簡潔にまとめられていて、非常に参考になりました。また、補講としてあった重要判例の解説は、令和3年刑法の第2問の答案を書くのに役立ちました。
(2)方法論について
加藤先生の講座を通じて、司法試験において最も重要なこと一つである「誘導に乗る」ということを意識付けることができました。
また、時間がない中でもどのように書けば点が入るかということも学ぶことができました。
さらに、苦手意識のあった憲法の答案の書き方を固めることができました。具体的には、各審査基準ごとに何を意識して論じればいいのかという、他の予備校では教わっていなかったことまで深く学ぶことができました。
(3)教材について
判例通説のみならず、反対説まで解説されているところが多く、有益でした。
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(1)司法試験について
司法試験は、問題文に誘導がわかりやすく書かれています。その誘導に乗ることが重要です。自分が難しいと思う問題は、他の受験生も同じように感じているはずなので、問題文から逃げず答案を書ききるということが大切だと思います。
また、短答もとても重要です。予備試験と違い、仮に論文で失敗したとしても短答で取り返すことができます。司法試験の短答は3科目しかなく、対策がしやすいと思うので、後回しにせず、得点源にしてください。
(2)予備試験について
予備試験は時間が短いため、処理スピードが重要です。また、科目毎に試験時間が別れているわけではないため、時間配分も重要です。
短答、論文、口述と長い試験で大変だと思いますが、頑張ってください。