予備試験合格パックにおける労働法対策講座は、①インプット講義である労働法速修テキスト講義(28時間)と②短文事例問題演習講義である労働法重要問題100選講義(17時間)からなります。
①労働法速修テキスト講義 → ②労働法司法試験過去問講義という流れで受講して頂きます。
労働法速修テキスト講義は、「導入編」「基礎編」「応用編」からなっており、令和4年予備試験の出題内容を踏まえても、予備試験対策としては「導入編」「基礎編」までで足ります。「応用編」については、予備試験合格後に司法試験対策として受講して頂くことをお薦めいたします。
労働法重要問題100選講義については、問題ごとにABCのランク付けがあります。予備試験対策としてはAランク問題を中心としてやれば足りると考えます。B・Cランクの問題は、予備試験の段階では基本的に飛ばして頂き、予備試験合格後に司法試験対策としてやれば足ります。実際に、令和4年予備試験労働法では、論点の組み合わせも含めて労働法重要問題100選講義のAランク問題と酷似する問題が出題されています。
なお、予備試験対策として労働法司法試験過去問までやるのは明らかにオーバースペックですし、司法試験過去問の重要部分は事案を簡略化した上で労働法重要問題100選講義に反映していますから、予備試験対策として労働法司法試験過去問までやる必要はありません。
労働法速修テキスト講座は、労働法の入門講義です。
労働法1位・総合39位で司法試験に合格した加藤喬講師がオリジナルテキストの作成から授業まで全て担当いたします。
労働法をいちから学習する方でも、試験対策として必要な情報が集約されている労働法速修テキスト講義によりトップクラスの実力を身につけることができます。
労働法速修テキスト講義は、導入編(4時間)、基礎編(24時間)、応用編(5時間)の3つからなります。学習段階に応じた3段階のカリキュラムにより、確実に入門・基礎レベルのことから応用レベルのことまでを習得することを目指します。
導入編では、導入編用のレジュメ(PDF)を使い、労働法の全体像を把握して頂きます。これにより、速修テキストを使った基礎編以降の学習をスムーズに進めることが可能となります。
基礎編では、速修テキストを使い、Aランク・Bランクの分野・論点に重点を置いて説明をするとともに、論点・判例についても重要部分や基礎的なことに絞った説明をします。基礎編では、確実に合格水準の知識を身に付けて頂くために、分野ごとにこういった制度、条文、論点、判例・学説があり、この論点における判例・通説はこういた立場であり、当てはめではこういった事実関係が重視されている、といった合格水準として必要なことに重点を置いた説明をするにとどめ、難しいことや細かいことには言及しないようにします。
応用編では、応用編では、速修テキストを使い、基礎編では言及しなかったマイナー分野・論点や、論点・判例に関する難しいこと・深いことについても説明いたします。予備試験では応用編レベルのことはまず出題されませんから、予備試験対策としては応用編は不要です、予備試験合格後に、司法試験対策として応用編を視聴すれば足りると考えます。
労働法速修テキスト講義では、司法試験における出題の実績及び傾向を踏まえ、徹底した出題分析に基づき、分野・判例・論点単位で、A~Cのランク付けをしております。ランク付けは、予めにテキスト右の余白に反映しております。
速修テキストには、理解のために読むべき記述と、記憶するべき記述とがあります。最終的には、記憶するべき記述だけを何度も読み込むことによりインプットをすることになりますから、記憶の範囲とその優先度を明確にするために、4色の色分けに基づくマーク・アンダーラインの指示もございます。
そして、マーク・アンダーラインの指示・反映の効率化を図るために、マーク・アンダーラインについては、講義中に口頭で逐一指示をするのではなく、テキストを映した専用動画により指示させて頂きます。そこで、基礎編を視聴する前に、マーク・アンダーラインの指示動画に従い、速修テキストにマーク・アンダーラインを引いて頂き、その後で基礎編を受講して頂くことになります。
このように、3段階のランク付けと4色のマーク・アンダーラインの指示により、記憶の範囲とその優先度が明確になるため、効率的なインプットが可能となります。
速修テキストには、司法試験・予備試験対策として必要とされる制度・条文、論点の論証(約180個)及び判例が集約されております。
したがって、速修テキストだけで、労働法の基礎固めを完成させるとともに、トップレベルの答案を書く実力を身につけることができますので、基本書・判例集は不要でございます。
労働法速修テキスト講義には、労働法論証集も無料で付属します。
労働法論証集は、労働法速修テキストを3分の1程度に凝縮した一元化教材です(目次、判例索引を含めて159頁)。試験直前期に効率的な総復習をする上でも非常に役立ちます。
労働法速修テキストと同様、労働法論証集も加藤喬講師がいちから全て作成しております。
労働法論証集には、答案でそのまま使えるコンパクトな実践的論証に加え、論点の前提となる制度・条文の内容、判例(裁判例を含む)の事実評価をはじめとする論点ごとの当てはめのポイントも集約されています。
ガイダンス動画
導入編‐第1回
労働法速修テキスト講義の導入編レジュメのサンプル
基礎編‐第1回
講義時間 | 28時間(導入編+基礎編) |
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使用教材 | ・労働法導入レジュメ(22頁、PDF) ・労働法速修テキスト1冊(450頁‐製本or26穴) ・労働法論証集1冊(159頁‐製本or26穴) |
講義スケジュール | 全動画の配信完了、教材配送開始済 |
労働法重要問題100選講座は、主要論点を網羅した労働法の短文事例問題講義です。
作問に当たっては重要判例と司法試験過去問を素材にしており、1問につき、問題文1頁・解説1頁・答案2頁前後の3部構成であり、取り上げる論点は1~3個です。
合計100問により主要論点を全て網羅しますので、市販演習書を要することなく、労働法の対策を完成させることができます。
労働法重要問題100選講義でも、労働法1位・総合39位で司法試験に合格した加藤喬講師がオリジナルテキストの作成から授業まで全て担当いたします。
労働法重要問題100選講義では、司法試験過去問及び重要判例を参考にして作成した100問により、主要論点を全て網羅しますので、本講座を受講して頂けば、土田道夫ほか「ウォッチング労働法」(有斐閣)や水町勇一郎ほか「事例演習労働法」(有斐閣)といった市販演習書をやる必要はありません。
本講義だけで、労働法のアウトプット面における基礎固めを完成させることができるとともに、過去問の穴を完全にカバーすることができます。
本講義の答案例も、全て加藤喬講師がいちから作成しております。
答案例を通じて、事案と条文・論点との対応関係といった表面的なことだけでなく、労働法全般に共通する答案の書き方とともに、分野論点単位での答案の書き方を習得することができます。
さらには、簡にして要を得た文章の書き方、接続の正しい使い方、読みやすい文章の書き方など、全科目に共通する正しい答案の書き方を習得することもできます。
労働法重要問題100選講義の問題については、1問ずつ、速修テキスト及び論証集における分野・論点単位でのランク付けも参考にしながら、A~Cの3段階でのランク付けをいたします。これにより、問題ごとの優先順位が明確になります。
ランク付けは、加藤喬講師が徹底した出題分析に基づいて行っており、令和4年の司法試験と予備試験では、ほぼ全ての論点がAランク問題から出題されています。特に、令和4年司法試験第1問・設問2、同第2問・設問2、令和4年予備試験は、事案の内容も含めて労働法重要問題100選講座のAランク問題に近似するものでした。
予備試験対策としてはAランク問題をやれば足ります。B・Cランクの問題は、予備試験の段階では基本的に飛ばして頂き、予備試験合格後に司法試験対策としてやれば足ります。
実際に、令和4年予備試験労働法では、論点の組み合わせも含めて労働法重要問題100選講義のAランク問題と酷似する問題が出題されています。
第3回(第11問~15問)
サンプルテキスト
第11問 採用内々定 00:00
第12問 試用期間 12:20
第13問 労使慣行 21:00
第14問 退職後の競業避止義務違反 30:02
第15問 使用者の労働者に対する損害賠償請求の可否・限界 43:07
青文字の数字の部分をクリックすると、該当する問題の動画に飛ぶことができます。
第19回(第91問~95問)
サンプルテキスト
第91問 第三者の強要による不利益取扱い 00:00
第92問 組合活動を理由とする懲戒処分 05:22
第93問 下級職制による組合員に対する脱退勧奨 15:32
第94問 社長声明文の掲示と支配介入 24:39
第95問 職場集会に対する警告と支配介入 31:56
青文字の数字の部分をクリックすると、該当する問題の動画に飛ぶことができます。
講義時間 | 17時間(Aランク問題は10時間前後) |
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使用教材 | 労働法重要問題100選テキスト1冊(452頁‐製本or26穴) |
講義スケジュール | 全動画の配信完了、教材配送開始済 |