吉田 浩大 様
神戸大学経済学部 卒業
京都大学法科大学院(未修) 卒業
令和5年司法試験合格
選択科目 59.42点
法科大学院入学後に労働法の授業を初めて受講しました。選択科目選びに悩んでいた私は、「これをちゃんとやりこめば合格できる」というような信頼のおける教材の有無という基準で、加藤先生の労働法講座を受講しました。
受講を決めた主なポイントは、速修テキストには必要十分な知識が収録されていること、100選講座は100問と事例演習書としては量が多く網羅性に優れていることです。これらに過去問講座を併せて活用することで必要十分な労働法の学習環境ができると思いました。
また、労働法1位の加藤先生が執筆していることに加えて法科大学院の先輩や同級生からの評判も良かったため、司法試験合格に向けて一番信頼できる教材であると思い受講を決断しました。
私は労働法の学習を未修の2年目後期に始めました。
まず、私は、基礎知識を付けるために大学院の授業と両立しつつ、速修講座を2周しました。
加藤先生が講座内で話していた内容を適宜テキストにメモしながら進めていきました。
その後は、大学院の授業の予習として、授業前日にテキストの該当部分を通読しました。
テキスト内では、Aランク~Cランクでメリハリ付けがなされているので、期末試験前などはAランクを重点的に読み込みました。
労働法100選講座は、速修講座を聞き終えた後に一周して、その後は司法試験まで何回も繰り返しました。
最終的な目標として、司法試験当日までに「100選講座の第何問目はどういう事案か・論点は何か・どの判例がもとになっているか・その判例ではどのような事実をどう評価しているか」を即答できるようになることを目指して何回も繰り返していました。
あとは、論証集を有効活用していました。私は速修テキストに一元化教材にしていたので、論証集は重要論証のキーワードを覚えるために繰り返し読み込んでいました。論証集はコンパクトなので、授業の前後や移動の電車の中で読めるのでお勧めです。
労働法過去問講座については、他の強化との兼ね合いもあり、時間配分をチェックするという観点から直近5年ほどを起案し、その後は全て答案構成をしていました。
ただ過去問学習は重要だと思うので、時間に余裕があればやっておきたかったなと思います。
出題内容との関連性について
速修テキストにAランク論点として掲載されていた論点が出題されたほか、100選講座でも具体的な事例問題として用意されていたので、試験本番は落ち着いて冷静に取り組むことができました。
また、加藤先生の講座ではあてはめの仕方まで指導してくださるので、あてはめ部分でも他の受験生と差をつけることが出来たと思います。
方法論について
速修テキスト講座では、どのような請求をなしうるかという観点を重点的にご教授してくださるので、具体的な事例問題が出題された時に請求時点で間違うことがなくなりました。
教材について
労働法速修テキストには試験との関係で必要なことが凝縮されているため、労働法をいちから勉強してテキスト一冊だけでインプットを完成させることができました。
実際に基本書を複数購入しましたが、一度も使うことなく加藤ゼミナールの3点セットで自信をもって司法試験本番に臨むことが出来ました。
私は未修コースで、他の教科との時間的バランスもある中で教材を無限定に広げたくない自分自身にとっては最適な教材だったと思います。
他学部かつ未修者コースから一回目で合格できたのは間違いなく加藤ゼミナールの教材のおかげです。これがなければ、司法試験合格はなかったと思っています。
選択科目は時間的余裕も少ないため、過去問講座で相場観を確認した後は、速修テキストと100選講座、論証集を繰り返し行うことがすごく重要だと思います。
最後に、これをご覧になっている未修者及び初学者の方々に向けてメッセージを送らせていただきます。しんどい時の方が多いと思いますが、コツコツ頑張っていれば必ずブレイクスルーが来ます。その時を信じて諦めず、歯を食いしばって頑張ってください。しんどい時は、法曹を目指した初心を思い出してください。
加藤ゼミナールの教材と自分の努力さえあれば、必ず道は拓けます。応援しています。