加藤ゼミナールについて

答案のメリハリ付けもあてはめもゼロから習得!加藤ゼミナールの講座が短期合格を導いてくれた!

プロフィール

岩田 瞭 様
青山学院大学法学部卒業
東北大学法科大学院(既修)在学
令和6年司法試験 合格

 

受講講座

 

成 績

総合 844.48点 1032位
論文 398.56点 1211位

公法系 67.42点(D、E)
民事系 173.72点(A、A、A)
刑事系 105.26点(A、B)
選択科目 52.13点

 

講座を選択した経緯・理由

私はもともと、別の司法試験予備校を利用していましたが、法科大学院の授業を受けるに連れて、当該予備校の論証・答案の正確性に不安を感じるようになりました。もっとも、私は既習として法科大学院に入学し、在学中受験を考えていたので、授業を受けながらその都度論証を手直しする時間はなかったため、教材の正確性に定評のあった加藤ゼミナールを受講することにしました。

 

講座・教材の使い方

前述の通り、私は別の予備校で一通り概要をつかんでいたのと、司法試験本番まであまり時間がなかったので、司法試験過去問講座を中心に学習しました。
具体的には、司法試験過去問講座の模範解答をベースに、論証やあてはめの論じ方を学び、知識が不足している部分については、総まくり論証集や総まくりテキストを読んで随時補完していました。

 

講座・教材が令和6年司法試験にどのように役立ったか

私は加藤ゼミナールを受講するまで司法試験の過去問に触れたことがなかったので、答案におけるメリハリ付けやあてはめの論じ方等、いわゆる答案の書き方に関して右も左もわからない状態でした。そのため、はじめは問題文を読んでも自分自身の力では答案構成をつくることすらもできなかったので、まずはひたすら模範解答及び解説を読み込むことに注力しました。

司法試験過去問講座の模範答案は非常に簡潔にまとめられており、また、答案がどのような流れに沿っているのかがとても分かり易かったため、模範答案を読み込むだけでも司法試験における答案の型を身に付けることができました。また、なぜそのように論じなければならないのかが、解説において出題趣旨や採点実感を根拠として引用されているので、どのような答案が司法試験で求められているのか容易に理解できました。

上記のように、ある程度答案の型を理解したあとは、総まくり論証集で知識を蓄えることに注力しました。司法試験過去問講座により、知識をどのような形で答案にアウトプットするのかを具体的にイメージできていたので、効率的にインプットできたと思います。また、私は基本書等はほとんど読んだことがありませんでしたが、総まくり論証集は一つ一つの論証が詳細であるため、論証を読むだけでも、表面的な記憶を超えて、理解を深めることができました。

私が本格的に加藤ゼミナールを使用して学習を始めたのは、2024年の3月からであり、それほど多くの時間を注ぎ込めたわけではありませんでしたが、上記のような、模範答案から逆算した学習方法により、合格答案を書くために必要な力を最短で取得することができたと思います。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

法律という分野は膨大な情報から構成されており、突きつめようとすれば、いくらでも時間をかけることができてしまいます。しかし、司法試験で合格をするために必要とされる最低限の知識はそれほど多いものではなく、上手く取捨選択ができれば、効率的に身につけることも可能です。加藤ゼミナールの教材はその観点から非常に洗練されており、その論証・答案、解説が、なぜそのように記載されているのか、その意図を意識することで、より効率的な理解につながると思います。

最後に、司法試験は当日の試験や試験に至るまでの日々の勉強と、とてもタフな試験です。ときには逃げ出したくなることもあると思いますが、諦めない限り合格の可能性は0ではありません。私も、初日の憲法、行政法はD評価、E評価で、手応えも絶望的でしたが、最後まで諦めずに受験したおかげで今の合格があります。合格への最後の一押しとなるのは、みなさんの根性だと思いますので、最後まで諦めず頑張ってください。