加藤ゼミナールについて

過去問分析と教材活用で実力をつけた司法試験合格!

プロフィール

H.U 様
中央大学法学部卒業
名古屋大学法科大学院(未修)卒業
令和 6 年司法試験 合格

 

受講講座

 

成 績

総合   800点台  1200番台
論文  約400点  約1200位

公法系 約130点(A、A)
民事系 約135点(C、B、C)
刑事系 約90点 (C、C)

 

講座を選択した経緯・理由

司法試験の過去問を始めて解いた際に、自身の知識や理解が不十分であることを痛感しました。また、過去問を体系的に分析し、試験対策に落とし込む作業は独学では困難であると感じ、予備校の講座を受講することに決めました。

複数の予備校を比較検討した結果、以下の理由から加藤ゼミナールを選択しました。

1. 費用
他校と比べて講座料金が比較的安価で、コストパフォーマンスが非常に優れていると感じました。手頃な価格で高品質の教材や講義を提供している点に魅力を感じました。

2. 加藤先生への信頼
加藤先生が SNS で発信する豊富な知識や、的確なアドバイス、受験生に寄り添った姿勢に強く惹かれました。これらから、単なる学習指導ではなく、「本気で受験生を支えたい」という情熱を感じ、「この人のもとで学びたい」と思いました。

3. 教材の質
加藤ゼミナールは私が苦手だった公法の教材の完成度の高さに定評がありました。また、過去問講座は模範答案と上位合格想定の答案の二つが用意されていることに加え、答案の質も高いと感じました。

これらの要素が決め手となり、加藤ゼミナールを選びました。

 

講座・教材の使い方

初回受験時の課題
初回の受験では、「講義を視聴するだけで満足してしまう」という典型的なミスをしてしまい、うまく活用できませんでした。加藤先生の講義内容は非常に分かりやすく、聞いているだけで理解した気分になっていました。この反省を踏まえ、次の受験では敗因分析をして学習方法を根本から見直しました。

改善した学習方法
敗因分析を経て、加藤先生が日ごろからおっしゃられている、「理解」と「記憶」に重きを置いた学習法に改めて立ち返り、加藤ゼミナールの教材を隅々まで利用する意識を高めました。

1.理解の徹底

2. 記憶の反復

加藤ゼミナールの論証集については、以下の点が特に素晴らしかったと感じています。

 

講座・教材が令和6年司法試験にどのように役立ったか

私は短答が 108 点で 2200 位でした。結果として論文で 1000 人ぐらい抜いたことになります。
論文試験では、憲法、行政法、商法において特に役に立ちました。

《憲法》
頻出論点である「職業の自由」「営利的表現の自由」について、過去問講座やテキストで詳細に解説されていたため、本番では迷うことなく答案を作成できました。
加藤ゼミナールは、憲法の最初の 30 ぺ-ジほどを憲法の解き方の作法に費やしています。私は、憲法は答案の書き方を誰も教えてくないので非常に苦しみましたが、この箇所を読み、理解したことがこの結果につながったと思っています。憲法が苦手な人は、この 30 ページだけでも間違いなく読む価値があると確信しています。

《行政法》
違法性の承継が出題では、上位規範が記載されていたことから、下位規範までしっかり理解、記憶できていたかが問われていたと思います。加藤ゼミナールの教材には、下位規範までしっかり記載されていたため、そこが他の受験生と差をつける大きな要因になったと感じています。

《商法》
初見問題が出題され、会場で 385 条を何度も何度も見ては絶望していました。しかし、加藤ゼミナールの教材の網羅性の高さから、「この問題は誰も正確にはわからないはずだ。」という心の余裕を持つことができ、落ち着いて条文から対処することができました。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

令和5年、6 年の司法試験では、3 回目以降の受験生の合格率が大幅に下がる傾向が見られています。この数字を目にして、不安を感じている複数回受験生の方も多いかもしれません。私自身、1 回目の受験では論文の順位が下位 5%という結果に終わり、「自分には才能がないのではないか」「本当に合格できるのだろうか」と将来に対する強い不安を抱えました。撤退の二文字が頭をよぎる日々もありました。

司法試験に挑戦する道は決して平坦ではありません。不合格を何度も突きつけられると、自己肯定感が大きく下がってしまうこともあると思います。しかし、そもそも司法試験を目指している時点で、皆さんには十分な才能が備わっています。そして、不合格のたびに再び立ち上がって挑戦を続けている自分自身を、ぜひ褒めてあげてください。その姿勢こそが最も大切な才能であり、必ず報われる日が来ると信じています。

加藤先生と加藤ゼミナールの講座は、努力の正しい方向性を示してくれます。私も先生を信じ、講座を信じて学び続けたことで、合格という結果を手にすることができました。加藤先生の指導を信じて努力を積み重ねていけば、司法試験合格という目標を必ず達成できると確信しています。最後までお読みいただきありがとうございました。