加藤ゼミナールについて

重要事項を押さえた加藤ゼミナールの教材で点数に直結する勉強ができた!

プロフィール

M・T 様
経済学部 卒業
法科大学院(未修) 在学
令和5年予備試験 合格
令和6年司法試験 合格

 

受講講座

 

成 績

総合 941.55点 404位
論文 471.74点 314位
公法系 131.83点(A、A)
民事系 172.12点(A、A、B)
刑事系 110.67点(B、A)
選択科目 57.11点

 

講座を選択した経緯・理由

学習を始めたときは社会人であり、業務をしながら、予備試験合格を目指しておりました。

しかし、業務量との兼ね合いが難しく、他社の入門講座も途中から消化しきれないような状態となりました。

そこで、今しかできない挑戦だと考え、思い切って仕事を退職し、勉強することを決め、予備試験が不合格だった場合のリスクに備え、法科大学院への進学を決めました。

法科大学院に進学して以降は、基本的に他社の講座を中心に学習を進め、授業は復習として活用しました。

その中で、選択科目の学習をどうしようかと悩んでいた際に加藤ゼミナールの労働法講座が良いと聞き、YouTubeや加藤先生のXのアカウントから情報収集させていただきました。

そこで「記憶量を減らして端的な論証を重視する」というスタイルに強く惹かれました。

また、選択科目も得意科目として点数を稼ぎたかったことから、労働法の上位成績を取られていた加藤先生の労働法講座の受講を決めました。

労働法の講座を受講しつつ、他の7科目についても他者の予備校の知識だけでは足りないかもしれないという不安がありましたが、あまり手を広げすぎたくもないという思いもありました。

他社講座に付属されていた論証集は全体的に網羅性が低かったこともあり、自身でテキストに追記して補充しておりましたが、特に公法系ではその補充のみでは足りないと感じていました。

その点、加藤ゼミナールの論証集、模範解答は非常に端的で分量が少なくなっている反面、当てはめで事実を適示して判例を意識した評価がされており、それに対する加藤先生の説明が簡潔でわかりやすく、要点をとらえた論証なども非常に使いやすいです。

負担となりすぎず、既存の知識を磨くことができると考え、追加で7科目の総まくり講座、基礎問題演習講座、司法試験過去問講座の受講を決めました。

 

講座・教材の使い方

2023年の2月、3月の春休みを用いて、総まくり講座、基礎問題演習講座を受講しました。特に公法系は苦手意識が強かったため、2度、3度聞き直しながら2倍速で受講しました。

加藤ゼミナールの論証集は答案に範囲しやすい形で整理されているものが多いです。特に公法系科目は、他社では答案の型や広い概念しか記載のない箇所が、実は何通りもの解答方法があることを知りました。

行政法でいうならば、行政裁量が問題となった際の書き方が4通りあることは他社の講座・テキストでは取り上げられていない内容でした。

また、処分性の問題の場面では、判例知識の使い方が論証の形でまとめられているので、答案にも反映しやすい形で判例を覚えることができました。

そこで、公法系科目と刑事系科目は元々使っていた論証から加藤ゼミナールの論証集を一元化教材として使用することを決め、情報をまとめました。

民事系科目は時間が足りなかったことや元から比較的得意であったことから優先順位を下げて、予備試験論文後に徐々に移行を進めました。

最終的には基礎問題演習テキストを用いて、アウトプットすることで論証の使い方を学びました。

具体的には1周目は講座を受講しながら通読する形で一通りサラッと読み、2周目で問題提起・規範・理由・当てはめ(事実摘示・評価・結論)ごとにマーカー分けを行い模範答案内の整理をしました。

そして3周目、4周目は簡単な答案構成を行い、答案全体の枠組みがすぐ思い浮かべられるようにした後、5周目以降は、正確な規範、下位基準や評価で意識する点なども思い起こしながら、より詳細な答案構成を行いました。

 

講座・教材が令和6年司法試験にどのように役立ったか

まず、判例を意識した答案の作成ができたため、その点が加点に繋がったのではないかと考えます。

加藤ゼミナールの教材は判例をどのような形で答案に示すのか論証で明確に示されています。

特に、公法系科目は、他社の論証集だと、答案への示し方を挙げていないことが多く感じます。加藤ゼミナールの論証集に記載されている判例の要点を覚えることで、点数につながる判例の要点を答案に示すことができました。

実際に、従来は公法系科目に苦手意識を持っておりましたが、今回の司法試験では、上位5%を超える成績を修めることができました。

他の公法系科目以外の教科では、当てはめの部分でどのような事実をどのように評価したら判例を意識した評価につながるのか理解できました。

具体的には、刑事訴訟法の強制処分該当性の問題であれば、憲法35条により保障される「住居、書類及び所持品」またはそれに準ずるものに対する侵害かで重要な権利利益の侵害かという点が判例で言及されているという点を解説くださり、模範答案に示してくださっています。

また、加藤ゼミナールの論証集では、規範の理由づけについて端的に一言でまとめてくださっていることが多いため、規範の理由づけについても最低限覚えることができました。

そこで、一言でも良いので反対意見や理由づけを書いてから規範を書くことができ、ただ規範が置いてあるだけの答案にならず、説得力を持って答案を書くことができました。このことが細かい点数を積み重ねることに繋がったのかと思います。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

受験勉強を通じて成功したことは、問題集中心で重要事項をメインに学習を進めることができたことです。

司法試験は範囲がとても広いので全ての範囲を完璧にすることはできません。さらに論点の学習中心では答案の枠組みがイメージできず、武器を持っていてもどこで使うかわからない状態に陥ります。

そこで重要事項を押さえた加藤ゼミナールの問題集を中心に学習を進めることで点数に直結する勉強ができました。

失敗したことは選択科目の学習がやや間に合わなかったことです。選択科目は、受験生が後回しにしがちな科目なので得意にすると他の受験生と大きく差をつけることができると思います。

もう少し余裕を持って高得点を狙えるように学習を進めるべきでした。司法試験では、自分ができることを正確に見極め、自分に合った良質なテキストを選定することが非常に重要です。

受験生は何かと多用になりがちですが、健康面にもお気をつけて勉強頑張ってください。