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模範答案に徹底的に寄せる!司法試験合格戦略

プロフィール

内藤 龍之介 様
国立大学 法学部 卒業
同国立大学法科大学院(既習)修了
令和7年司法試験 合格

 

受講講座

  • 司法試験過去問講座2023

 

成 績

総合 500番台前半
論文 400番台中盤
公法系  (A、A)
民事系  (A、A、B)
刑事系  (C、A)
選択科目 56.22点

 

講座を選択した経緯・理由

私が基本7科目の司法試験過去問講座を選択した理由は、司法試験の対策として過去問演習を行う上で、同教材が私にとって過不足なく求める要素を満たす、非常にぴったりのものだと感じたためです。

私はロースクールに通っていましたが、司法試験に合格するためには日々の授業や予復習だけでなく、過去問演習による対策は不可欠でした。

その中で、私が司法試験の過去問教材に特に求めていたのは、完璧に近い模範答案と、それを導くための過程を記した解説です。

合格者の参考答案というのも、実際に合格に必要な水準を掴むうえで有用だとは思いますが、個人的には模範答案を参考にしてそれと自分の答案との距離を測り、模範答案の水準を目指していくことで、この程度書ければ受かるという雑念を排除して対策をするのが自分に合っていると感じました。

その点で、加藤ゼミナールの基本7科目の司法試験過去問講座は、各年・各科目の模範答案とそれに至るまでの解説が充実していました。

そして、司法試験の過去問演習として過不足がなく、価格が比較的リーズナブルであるという点も踏まえ、選択しました。

 

講座・教材の使い方

基本7科目の司法試験過去問講座は、司法試験の過去問演習に用いました。

加藤ゼミナールのHPで公開されている過去問ランキングを参考に、年度・科目ごとに濃淡をつけて演習していました。

具体的には、過去問の解き方として、制限時間通りに起案したものもあれば、答案構成のみ行うもの、問題を読むだけというものがありました。

そして、講座に用意されている解説及び模範答案を参考にして、復習していました。

 

講座・教材が令和7年司法試験にどのように役立ったか

私は司法試験の過去問教材に、完璧に近い模範答案と、それを導くための過程を記した解説を求めていたので、基本7科目の司法試験過去問講座は非常に役立ちました。

模範答案は、自分の答案と比較検討することで自分に足りない知識・論証を見つける上で、欠かせないものでした。

完璧に近い模範答案を参考にすることで、余計なことを考えずに、より良い答案が書けるようになることを目指して演習に取り組むことができました。

それだけでなく、科目・年代によっては中上位答案という、合格に必要な程度の水準が示された答案も用意されているので、これも対策において参考になりました。

設問の検討の順序や、どの箇所の検討にどの程度の分量を割くべきかなど、答案戦略的な学びも非常に多かったです。

また私は、論証集については他社のものを使用していたのですが、司法試験過去問講座の模範答案内には、特定の問題にそのまま利用できる優れた論証がいくつも掲載されていたため、それを利用することで自分の論証をより充実したものにすることができました。

解説には、模範答案の内容に至るまでの論点ごとの判例・通説等を踏まえた解説、思考・検討の流れが詳細に示されており、過去問の内容の分析・理解に非常に役立ちました。

また、出題趣旨や採点実感の要点が引用されているため、どういった論証や知識が本番で求められるのか、検討が必要な要素とそうでない要素の見極めなどといったところを、効率的に理解することができ、とても有用でした。

また、憲法については近年の出題形式の変更に合わせて、形式変更前の年度の問題にも変更後の形式に合わせたものを含めた模範答案が用意されている、民法については過去の問題・答案もしっかり改正対応されているなど、現在の司法試験の対策を進めていく上で余計なことを考えずに過去問に取り組める点もとてもありがたかったです。

令和7年の司法試験も、憲法では法律家の立場で意見を述べる形式が採られており、近年と同様の出題形式でした。

形式変更前の過去問についても近年と同様の形式で解くことで、その形式に慣れるという点で十分な対策をとることができたことも、本番で有利に働いたと思っています。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

司法試験の論文式試験は、とにかく過去問に触れることが重要であり、過去問の演習を、時間をかけてしっかり行うことで対策すれば、それだけで合格に必要な力は自然と備わると考えます。

そしてその対策には、加藤ゼミナールの基本7科目の司法試験過去問講座が非常に役立つと思います。

ぜひ、この講座を通じて、司法試験合格に向けて勉強していって欲しいと思います。

そして、本番までくれぐれも日々体調に気を付けて過ごしてください。