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不安を自信に変えた2〜3周の積み上げ-総まくり論証集活用術!

プロフィール

段 光起 様
関西学院大学法学部 卒業
関西学院大学法科大学院(既修) 修了
令和7年司法試験 合格

 

受講講座

  • 基本7科目の総まくり論証集

成 績

総合 970.13点 316位
論文 476.07点 368位
公法系 113.00点(B、A)
民事系 217.95点(A、A、A)
刑事系 97.72点(A、D)
選択科目(労働法) 47.38点

 

講座を選択した経緯・理由

昨年の11月までは他の予備校の論証集を使用していたのですが、司法試験の過去問を解いていくと、当該論証集だけでは対応できない問題が存在すると実感したため、ロースクールの先輩や同期の間でも評価の高かった加藤ゼミナールの総まくり論証集を購入させていただきました。

 

講座・教材の使い方

総まくり論証集を購入したのが昨年の12月で司法試験までの日数も限られていましたので、マーク指示の講座を視聴することは諦めて、とにかく論証集を周回するようにしていました。

以前まで他の予備校の論証集を使用していた際には、やや過分な論証や出典不明の論証もいくつかあり論証部分に基本書やロースクールの授業で学んだ点を付け加えたり修正したりして使用することが多かったのですが、総まくり論証集は適度かつ適切で完成度が非常に高かったので、修正等はすることなくそのまま覚えるようにしていました。

 

講座・教材が令和7年司法試験にどのように役立ったか

個人的な意見ですが、令和7年司法試験の論文問題は基本的な知識を問う出題が多い印象でした。

そのため、基本的な論点の論証が網羅的に記載されていた総まくり論証集に助けられた場面は非常に多かったです。

特に総まくり論証集の恩恵が大きかったと思うのが行政法でした。

公法系第2問では病院開設中止勧告の処分性に関する判例を応用できるかが問われていました。

まず、総まくり論証集に出会うまでは、処分性の論点についてはあやふやな知識しかなく、法効果性や実効的権利救済といった概念の内容や関係性について十分な理解がありませんでした。

ところが、総まくり論証集を読み始めると、論証集とは思えないほど丁寧な処分性についての解説がされており、本当に目から鱗でした。

特に今回問われていた病院開設中止勧告についての判例は、法効果性や実効的権利救済といった概念の正しい理解を要するものであったので、総まくり論証集のおかげでこの点を難なく解答することができたと思います。

今回公法系第1問では施策1(a)で見当違いの解答をしてしまいB評価になってしまいましたが、それでも公法系で113点という点数を取ることができたのは、間違いなく公法系第2問で総まくり論証集で得た知識を活かせた結果だと感じています。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

今回司法試験を受験して一番実感したのが試験当日のコンディションの重要性でした。

もちろん、体調管理が一番重要ではありますが、それと同等にメンタル面が重要でした。

私は試験初日の選択科目第1問で競業避止義務の有効性の論点を丸々落としてしまい、また公法系第1問の施策1(a)が何を書けばいいかわからず5行ほどしか書けないなど、かなりやらかしていました。

公法系第1問が終わった後の時点ではかなり落ち込んでしまっていました。

ですが、公法系第2問以降の科目では公法系第1問までのやらかしによる緊張や焦りを引きずらずに挑むことができました。

このようにメンタルの切り替えができたのは、公法系第2問以降で取り返すことができるという大きな自信をもてていたからだと思います。

もちろん、私自身すべての基本的知識が頭に入っていたとは思いませんが、あれほど丁寧かつ網羅的に論点が押さえられた総まくり論証集を2、3周したという数量的に目に見える成果が私の自信につながったと思います。

以上のような経験から私が伝えたいのは、どんな形でもいいので自信を基礎づけてくれるものを試験当日までに見つけてほしいということです。

大学・ロースクールの成績や模試の成績、勉強時間、論証集・問題集・基本書・判例百選等の閲読量など何でもいいです。

それらをもとに自分に自信をもつことが司法試験・予備試験で良い結果を出すことにつながるはずです。

そのうえで、もし私と同じように基本7科目の総まくり論証集を購入する方がいましたら、是非選択科目の講座も受講することをお勧めします。

特に労働法は論点が多いので、それを網羅的に学習するには選択科目の講座が最適だと思いますし、労働法で上述のような有名論点を落とすという致命的なミスをしないためにも受講すべきだったと今になって実感しています。