K.A 様
慶應義塾大学法科大学院(既修)在学
令和7年司法試験 合格
総合 928点 490位台
論文 463点 470位台
公法系 (A、B)
民事系 (A、A、A)
刑事系 (A、A)
選択科目 40.14点
受講以前、憲法の知識はあるものの、どうしても答案の書き方が分からず、不安を抱えている状態でした。
試験においても、憲法の成績が安定しない状態にありました。
そのような中で、加藤ゼミナールの公法系の講座がおすすめであると友人から紹介を受け、試験直前の紹介であったため新しい講座を受講することに不安はあったものの、受講をすることに決めました。
しかしその結果、これまで分からなかった判例や知識の使い方が、講座を一周しただけですんなりと理解することができ、受講を決めて正解であったと強く感じております。
最初は問題を解いて、自身で答案構成をしたのちに講義を受講するという流れで勉強を進めました。
その後は基本的には講義を繰り返すことはせず(必要に応じて苦手な部分を受講することはありましたが)加藤先生の作成した模範答案を読むことをひたすら繰り返しました。
問題文の事情の答案への落とし込み方や、それらの評価の仕方において、加藤先生の答案から学ばせていただくことは非常に多く、それらを暗記するほどの意気込みでひたすら読み込むことで、自身の答案作成スキルの向上につながりました。
時間があれば、適宜総まくり論証集を用いて、派生的な論点についてもその都度チェックし、穴を埋めていけば、恐れるべき問題は無くなるように思います。
本年憲法の出題は、2023年の基礎問題演習講座にも記載のある選挙権の問題でした。
人権の重要性の論じ方、評価の仕方はどの分野の答案を作成する上でも共通するものであり、基礎問題演習講座での反復学習を通じて確実に身につけたスキルなため、本年の問題でも活用できました。
判例枠組みも問題演習を通じて知っていたため、判例を活用した上位の答案を、不安なく作成することができました。
判例知識をある程度総まくり論証集等で補充し、答案作成スキルを本講座でしっかりと学び取ることができれば、どのような問題(今回のような普段出題されることの少ない選挙権などの問題)であっても、対応することができると感じ、非常に役立ちました。
また、最も苦手であった憲法に対する不安を解消した上で試験に臨むことができたことも、合格につながる心理的に大きな要因となりました。
私は加藤ゼミナールの存在を直前期に知ったため憲法のみの受講となりましたが、直前期でなければ全科目受講しておけばよかったと今でも思っております。
知識面では通用するが、それを答案においてどう表現すれば良いか分からない受験生にとって、加藤ゼミナールの演習講座は最適であると感じました。
私が受講していた頃よりも問題数が増え網羅性も強化された現在の基礎問題演習講座をしっかりとこなせば、太刀打ちできない問題はなく、自信をもって試験に臨むことができるかと思います。
今後学習を進める上での参考になれば幸いです。