会員ログイン

公法系の不安を自信に変えた、総まくり論証集の力!

プロフィール

T.I 様
法科大学院 既修 在学
令和7年司法試験 合格

 

受講講座

  • 総まくり論証集(公法)
  • 司法過去問単年度版(R5)
  • 経済法過去問

成 績

総合 950点台 300位台
論文 480点台 200位台

 

講座を選択した経緯・理由

私は司法試験の学習を続ける中で、特に公法系科目について強い苦手意識をもちました。

判例の理解が足りないことに加え、どのように答案に落とし込めばよいのか分からないため、高い評価を得ることができませんでした。

しかし、当時利用していた他の予備校の論証集は冗長で、本番で再現できるイメージが湧かず、さらにロースクールの授業内容とも整合しない点が多く、自分で修正しながら使う必要がありました。

また、当初は他の予備校の過去問講座を利用していました。

しかし、過去問教材に掲載されている答案例も現実離れしており、「これを参考にしても、自分の答案は本当に良くなるのだろうか」という不安ばかりが募っていました。

そんなとき、優秀な友人から「加藤ゼミナールの論証集は、論証がコンパクトで再現性が高く、ロースクールの授業内容とも整合する」と強く勧められたことが受講のきっかけでした。

また、過去問講座についても、模範答案と現実的に目指すことができる中位答案が掲載されていることを知りました。

実際に講座を受講してみると、総まくり論証集と司法試験過去問講座は、まさに私の弱点を補うために最適な教材でした。

 

講座・教材の使い方

総まくり論証集については、論証そのものだけでなく、自分が過去問演習を通じて得たあてはめのポイント、出題趣旨、採点実感で指摘されていた重要な視点などをすべて一元化し、自分専用の論証集に作り直していきました。

コンパクトな論証とあてはめの視点が一冊にまとまることで、答案を書く際に迷いがなくなり、「この論点はこう書き、この事実はこう使う」という道筋が明確になりました。

直前期には、この一元化した論証集を何度も読み込み、本番でも自然と手が動くレベルまで落とし込むことができました。

過去問講座については、中位答案を現実的な目標として示してくれる点が非常に有益でした。

普段の学習では、現実的に本番で書けるレベルを常に意識して進めました。

他の予備校のような理想化された模範答案ではなく、「このレベルを安定して書ければ確実に合格できる」という基準が明確だったため、迷わず学習できました。

司法試験の過去問は、表面的には見慣れた論点でも、典型から少しズレた事実や、受験生が普段考えない問題意識が必ず含まれています。

そうした「現場で初見の問題にどう向き合うか」という思考法を、講座の中で示してくれたため、問題を前にしても慌てずに、自分の頭で整理し、説得的な答案構成を作る力が身につきました。

 

講座・教材が令和7年司法試験にどのように役立ったか

本試験では、総まくり論証集に記載されている論点・判例が出題されました。公法系科目第1問では、参政権と表現の自由(選挙運動の自由)が出題されましたが、総まくり論証集憲法で十分に対応できる問題でした。

選挙の義務化の合憲性については、在外国民選挙権訴訟の判例の射程を意識した答案を展開することができました。

また、公法系科目第2問では、病院開設中止勧告事件を前提に、処分性を検討させる問題が出題されました。

これも総まくり論証集行政法で詳細な解説がなされています。

そのため、判例の理論を端的に説明した上で、問題文の事例を検討することができました。

特に、直前期に論証集を読み込み、論証とあてはめの軸を徹底的に固めていたため、本番でも迷わず書き進めることができ、精神的にも大きな支えになりました。

また、過去問講座で鍛えられた現場思考の対処法は、令和7年の問題に対しても非常に役立ちました。

事案のどこに問題意識があるのか、司法試験委員会が受験生に考えてほしいポイントは何かを意識し続けたことが、答案にメリハリを生み、結果的に高評価につながったのだと思います。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

私は当初、他の予備校を使っていましたが、「もっと早く加藤ゼミナールに出会っていれば良かった」と本気で思っています。

加藤ゼミナールの教材は、正しい勉強の方向性に導き、司法試験で求められる考え方そのものを鍛えてくれます。

司法試験の勉強は、終わりが見えないうえ、日々の勉強では成長を実感しづらいため、大変長く苦しい戦いだと思います。

しかし、やるべきことを淡々と積み重ねていけば、いつの間にか合格に必要な実力がついていると思います。

そして、加藤ゼミナールの講座は、最短で合格するためにやるべきことを示してくれる強力なパートナーになってくれます。

これから受験される皆さんが、加藤ゼミナールで着実に実力をつけ、自信を持って本番に臨めることを願っています。

心から応援しています。

頑張ってください。