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判例を網羅した論証集1冊で労働法対策を完成!

プロフィール

小倉 隆誠 様
国公立大学法学部 卒業
私立大学法科大学院(既修)在学
令和7年司法試験 合格(在学中受験)

 

受講講座

  • 基本7科目の総まくり論証集
  • 労働法論証集

 

成 績

論文 300位台前半
労働法 67.30点

 

講座を選択した経緯・理由

私が労働法の学習において、加藤ゼミナールの講座を受講しようと決めた理由は、それまで使っていた予備校の入門講座テキストの網羅性に不安を感じたからです。

学習を進める中で、労働法という科目は、判例の知識が非常に重要であると痛感しました。

現場での思考力ももちろん必要ですが、それ以上に「判例の規範や考慮要素を正確に知っているかどうか」が得点に直結する傾向が強いと感じていました。

しかし、当時私が使用していたテキストは、携帯性には優れていたものの、掲載されている判例数や論点の記述が絞り込まれすぎていました。

司法試験の過去問を解いてみると、そのテキストには載っていない論点や、載っていても結論しか書かれていない判例が正面から問われていることがありました。

「もし本番で、自分のテキストに載っていない論点が出たら対応できないのではないか」という懸念は、受験生にとって非常に大きなストレスです。

司法試験は年に一回の勝負ですから、知識の穴がある状態で臨むことはリスクが高すぎると判断しました。

そこで、網羅性が高く、試験に必要な情報が漏れなく掲載されている教材を探しました。

その中で最も評判が良く、実際にテキストを見ても情報の密度が圧倒的だったのが加藤ゼミナールの論証集でした。

重要判例はもちろん、細かい裁判例や、学説の対立点についても試験対策として必要な深さまで解説されていました。

「このテキストに書かれていることをやれば、知識面で負けることはない」と確信できたことが、この講座を選んだ決め手となりました。

 

講座・教材の使い方

講座を受講してからは、加藤ゼミナールのテキストを学習の中心(一元化教材)に据え、徹底的に使い込みました。私の学習方法は、シンプルに言えば「過去問の情報をテキストに集約し、それを繰り返す」というものです。

具体的には、まず過去問を解きます。そして、出題された論点がテキストのどのページに載っているかを確認し、マークします。ここまでは一般的かと思いますが、私はさらに「あてはめの仕方」をテキストに書き込むことに注力しました。

労働法では、単に規範(ルール)を暗記しているだけでは不十分で、問題文の事実をどう拾い、どう評価して規範にあてはめるかという「処理手順」が問われます。また、本番の緊張した状態でも手が止まることがないよう、あてはめの仕方までストックすることが理想だと考えました。そのため、過去問の解説講義や出題趣旨・採点実感で指摘されている「評価のポイント」を、テキストの該当する論証の横に書き込みました。

例えば、「黙示の労働契約」や「整理解雇の四要件」といった論点であれば、単に要件を覚えるだけでなく、「どういう事実があれば要素を満たす方向に働くか」「逆にどういう事実があれば否定されるか」といった具体的なあてはめの要素をメモしていきました。

こうすることで、テキストを見れば「規範」と「使い方の実例」が同時に目に入るようになります。

直前期には、この書き込みをしたテキストを何度も読み返しました。

ただ読むのではなく、論点を見た瞬間に「この論点が出たら、この規範を書いて、こういう事実に着目してあてはめる」という一連の流れが頭に浮かぶまで反復しました。

この地道な作業が、結果として知識の定着に最も効果的でした。

 

講座・教材が令和7年司法試験にどのように役立ったか

令和7年の司法試験本番では、この教材と学習方法の効果をはっきりと実感することができました。

試験開始の合図とともに問題文を読み始めましたが、第1問、第2問ともに、出題されている論点はすべて加藤ゼミナールのテキストで扱われているものでした。

さらに言えば、過去問演習を通じて私がテキストに書き込みを行い、何度も復習していたのと「ほぼ同じ構造」の問題でした。

見たことのない論点や、現場でゼロから考えなければならない未知の問題は一つもありませんでした。

そのため、問題文を読んでいる段階で「あ、これはあの判例の事案だ」「ここはテキストに書いたあのあてはめパターンが使える」と、解答の筋道が明確に見えました。

迷うことなく答案構成に入れたため、構成時間を短縮でき、その分を答案作成の時間に充てることができました。

労働法は書く分量が多くなりがちですが、論証を思い出す作業に時間を使わずに済んだため、事実の摘示と評価(あてはめ)を充実させることに集中できました。

周囲の受験生が難しいと感じるような論点であっても、私にとっては「テキストで見たことがある論点」に過ぎませんでした。

結果として、全設問に対して適切な論述を行うことができ、予想通りの高得点を取ることができました。

これは、特別な才能があったからではなく、単に「試験に出るものが全て載っている教材」を使い、準備していたことがそのまま出たという結果に過ぎません。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

これから司法試験や予備試験を受験される方、特に労働法の対策をこれから始める方に伝えたいのは、「教材の網羅性は非常に重要である」ということです。

勉強を始めたばかりの頃は、分厚いテキストを見ると「こんなに覚えられない」と尻込みしてしまうかもしれません。

薄いテキストで効率よく合格したいという気持ちも分かります。

しかし、近年の司法試験は、細かい論点や深い理解を問う問題も出題されます。

「知らない論点が出たらどうしよう」という不安を抱えたまま本番に臨むのは精神衛生上よくありませんし、実際に知識不足で涙をのむケースも多いです。

その点、加藤ゼミナールの教材は網羅性が極めて高く、司法試験で問われる可能性のある事項がほぼ全て網羅されています。

「このテキストに載っていないことは、他の受験生も書けないから合否に影響しない」と割り切れることは、本番での大きな安心材料になります。

やるべきことは非常にシンプルです。

信頼できる網羅性の高い教材を選び、そこに過去問から得た「あてはめの視点」を書き加え、あとはそれを信じて反復することです。

そうすれば、どのような問題が出ても安定して合格点を取ることができます。

労働法は、正しい教材を使って正しく努力すれば、必ず結果が出る科目です。

皆さんが自信を持って本番に臨み、合格を勝ち取ることを心から応援しています。