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カード化と一元化で戦う司法試験対策!

プロフィール

S.O 様
慶應義塾大学法学部法律学科 卒業
東京大学法科大学院(既修) 修了
令和7年司法試験 合格

 

受講講座

  • 総まくり講座2022
  • 司法試験過去問講座2022

 

成 績

総合 1400位台
公法系 110点台(A、B)
民事系 130点台(C、C、D)
刑事系 100点台(D、A)

 

講座を選択した経緯・理由

私は司法試験の入門講座自体は別の塾で受講しており、同塾の講座・テキストでの勉強を経て法科大学院に入学しました。

もっとも以前の塾に対しては、公法系科目の答案の書き方や採用している学説が古いこと、論証集の網羅性等に不安を感じていたため、司法試験受験を目指すに当たって他塾の市販の論証集を買って自分で知識を補充若しくは司法試験対策講座を受講しようかと検討していました。

そんな中、加藤ゼミナールの公法系科目の評判の良さを知り体験講義やテキストの一部をホームページで拝見したところ、論証や知識の網羅性のみならず実際の答案への落とし込み方・型まで言及されており、司法試験合格のために必要十分な知識や受験スキルが組み込まれていると感じたため、受講を決意しました。

 

講座・教材の使い方

(1) 総まくり講座

入門講座は別の塾で既に受講していたため、総まくり講座では主に知識のアップデートや理解の薄い部分の補充、採用する学説の変更等を行っていました。

講義を受けるにあたってマーク指示の動画に従いテキストのマークも行っていましたが、講義を聞いた上でのメモ等は専ら総まくり論証集の方に反映するようにしていました。

また、総まくり論証集の中で論点として掲載されているもののうち、論証として暗記すべき部分については自ら別枠で囲うことで、覚えるべきところと当てはめ部分等が一見して明らかになるよう論証集を加工していました。

(行政法・憲法の論証集/コンパクトなサイズ感が好みのためA5サイズの論証集を裁断してバインダーにまとめていました。)

私は以前の塾の頃から都度の論証変更に対応できるよう単語カードに絶対押さえるべき知識や論証+当てはめをまとめていたため、民法商法民訴刑法刑訴の5科目については自作の単語カードが暗記メインでの使用、論証集をテキスト代わりに使用し、総まくりテキストを辞書的に使っていました。

もっとも、基本科目のうち憲法行政法については自作の単語カードの大部分を改訂せざるを得ないことやメモの量の多さに鑑みて、総まくり論証集を暗記及びテキストとして使用していました。

(民訴法の暗記カード)

(2) 司法試験講座

各過去問の講座を受講後は、直ちに20分程度で大きめのカード帳にその年の論点分野や気づき、論証集に書きこむべき内容や答案を書くうえで注意すべきこと等をまとめるようにしていました。

こうすることで後から当該年度を見直した場合に、以前過去問を解いた直後の自分の問題点の足跡が残っているため復習がとてもし易く、特に2回目受験で久々に過去問を解く際に役立ちました。

(過去問を解いた上での気づきをまとめたカード帳)

そしてカード帳に上記の点を書き出した後は、論証集等に新たな知識や論証の使い方・当てはめをまとめるようにしていました。

私は論証集の方に過去問のある程度の内容と論証の使い方や当てはめのフレーズ・ポイントを加筆することで、会場でこれさえ見れば過去問での論証の流れや当てはめが完全に分かるようにしていました。

(行政法・刑訴法・商法の論証集)

 

講座・教材が令和7年司法試験にどのように役立ったか

加藤ゼミナールの講座は以前受講していた塾と比較しても網羅性が高く、論証の数自体もかなり多いため、去年受験した令和6年及び令和7年の司法試験を通して知識面で分からない問題は現場思考問題以外ほとんどありませんでした。

令和7年に限定すれば、私自身憲法でいつか選挙権が出題されると踏んでいたため、選挙権の制限・選挙制度の仕組み・選挙運動の自由の制限についてのフレームワークがまとめられている論証集の該当ページを直前にチェックしており、そのおかげで憲法でおそらく60点台中盤を取れたことが合否の分水嶺になっていることがギリギリの総合順位からも分かると思います。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

私はいわゆるギリギリ合格の部類であるため、勉強方法が参考になるかは分かりませんが、とにかく伝えたいことは加藤ゼミナールのテキストから一切手を広げずにとにかくやり込めば必ず合格できるということです。

私は模試である程度余裕の合格推定を得ていたにも関わらず、去年の司法試験に短答憲法で19点を取ったことで足切りとなり、不合格となりました(今年は同程度の勉強量で31点でした)。

周りのクラスメイトのほとんどが合格している中で勉強を続けることは私にとって容易ではなく、短答の足切りが分かって以降完全にやる気を失っていました。

特に論文の手応えが悪くなかったにも関わらず短答足切りによって論文が採点されなかったことで、あと1点あれば最終合格できていたのではという妄想に囚われ、令和7年の司法試験に向けて勉強を本格的に開始したのが直前期の4月中旬ととても遅かったです。

その頃には論証や体系的知識もほとんど忘れ、全科目一から暗記をしなおしたことで膨大な時間がかかったため、改めて論文の過去問を解く時間がなく、昨年の過去問を解いた際に論証集に反映したメモを頼りに暗記と再度の体系理解にひたすら努めました。

結局論証集等の暗記が3周目に差し掛かったところで司法試験の本番を迎えました。

このようなギリギリの状況でしたが、加藤ゼミナールはこれまでの司法試験で出題された知識部分やポイントがテキストに網羅されているため、論証集とそれに加えた自分の加筆部分をひたすら読み込むことでなんとか合格レベルまで自分の知識を復活させることができたのだと思います。

また総合順位が低い理由は、昨年の不合格以降司法試験の過去問を一切起案しておらず、法律の論じ方・試験の答案の書き方がかなり抜けた状態で論証と当てはめのフレーズの暗記のみで本番を迎えたためであると感じています。

このような私の状況からも分かる通り、加藤ゼミナールのテキストをとにかくやり込めば知識面で不合格となることはまずあり得ません。

後は過去問講座で加藤先生がおっしゃっていた評価される書き方のポイントや答案例を上手く吸収し、自分の血肉とすることができれば合格は確実だと思います。

そして、複数回受験生に向けては何とかモチベーションを失わずに頑張って欲しいです。

合格ギリギリの水準だと合否のかなりの部分が運に左右されてしまうので、私の反省・後悔を反面教師にメンタルに左右されず淡々と試験対策を進めてくれるよう願っています。