K・H 様
中央大学法学部 卒業
令和7年予備試験 合格
総合得点 250点台
総合順位 200位台
論文の一元化教材を模索していた際、SNSで「加藤ゼミナールの論証集が良い。」という合格者の意見を多く目にして、総まくり論証集に興味を持ちました。
加藤ゼミナールのHPでサンプルを確認したところ、「これしかない!」と思い、即購入しました。
・基本的な使い方
総まくり論証集は網羅性が高いので、私は、総まくり論証集を学習範囲のマキシマムと捉えて学習しました。
範囲は膨大ですので、自分なりの工夫が必要となります。
私の場合、総論的な部分は暗記の対象とせず、定義や論点等のみを暗記の対象とすることで省エネ化を図りました。
論証も簡略化したものに書き換えたりと様々な工夫をしました。
あとは出来上がった自分なりの論証集を繰り返し読み込み試験に備えるという使い方をしました。
・処理パターンとしての使い方
総まくり論証集は、構成が大変よくできています。
それを利用して、(主に典型論点についてですが)処理パターンを自分なりにまとめました。
処理パターンを用意しておくと、検討漏れを防げますし、「どれから書けばよかったかな」といった迷いから解放されます。
総まくり論証集の利用方法としてぜひおススメします。
・記憶の喚起としての使い方
総まくり論証集は、目次が大変よくできています。
しばらく学習していない科目について、ざっと目次を最初から最後まで読むなどして記憶の喚起を図るといった方法も有効でした。
・短答式試験
総まくり論証集は、論証だけでなく、一般的総論的内容や、用語の定義・説明等も記載されています。
そのため、総まくり論証集を読み込むことが間接的に短答式試験対策にもなり得ました。
・論文式試験
予備試験論文を突破するために必要な要素のうち、万人に共通するのは、①定義・規範の記憶②処理パターンの理解・記憶であると考えています。
①について、総まくり論証集の記載を(場合によっては簡略化した形で)記憶しましたので、試験会場で必要な定義・規範を書くことをできました。
特に行政法、刑法、民事訴訟法では正確な定義・規範を示すことが要求されますので、事前に記憶をしておいてよかったです。
②について、総まくり論証集をもとに処理パターンを自分なりにまとめていましたので、特に行政法では、これが役に立ち、原告適格や実体法上の主張等で処理に困りませんでした。
また、刑法では、横領罪・詐欺罪が問われましたが、処理パターンを記憶しておりましたので、検討漏れをせず書き切れました。
・口述式試験(民法について)
口述試験は年々問題の難易度が高くなっています。
網羅的な学習をする必要がある一方、時間は有限ですし、メインは実務科目ですので、実体法(とくに範囲の広い民法)に割くことができる時間は限定的になります。
そこで、新たな教材には手を出さず、総まくり論証集に民法を復習することにしました。
実際の試験では民法固有の問題は出題されませんでしたが、精神衛生上、役に立ったと思っております。
総まくり論証集は、現時点において、試験委員の見解にもっとも忠実な論証集です。
また、網羅性においても他の追随を許さないクオリティですので、正直なところ、他の論証集を選択する余地はないです。
加筆修正が必要な点もあるとは思いますが、あくまでベースはこの論証集にした方が良いと思います。
総まくり論証集をうまく利用し、皆さまが一刻も早く予備試験の論文を突破することを祈念しております。お互い頑張りましょう。