加藤ゼミナールについて

正しい論述の仕方を身につけ、他の受験生と差を付けることが出来た!

プロフィール

M.R 様

法学部 卒業
法科大学院(既修) 予備試験合格のため自主退学
令和4年予備試験 合格
令和5年司法試験 合格

 

受講講座

 

成 績

総合 913.96点 765位
論文 435.40点 876位

公法系  138.39点(A、A)
民事系  150.75点(C、B、B)
刑事系  105.36点(B、A)
選択科目 40.88点(労働法)

 

講座を選択した経緯・理由

総まくり講座

基礎知識(例えば違憲審査基準の当てはめ)に対する理解が深められ、基礎知識を司法試験で要求されている水準までブラッシュアップできると思ったため。

司法試験過去問講座

①総まくり講座でブラッシュアップした基礎知識を実際に試験の現場で使えるようにするため。

②講師が答案を作成する過程や講師が作成した答案を講座で確認することでブラッシュアップした基礎知識の正しい使い方を学ぶことができると思ったため。

 

講座・教材の使い方

私は、マーカー指示動画に従いマークをした後、講義を受講するというスタンダードな受講スタイルをとっていました。

もっとも、私はある程度の基礎知識を受講前から持っていたので、総まくり講座で新たに学んだ部分に絞って復習をしていました。

 

講座・教材が令和5年司法試験にどのように役立ったか

出題内容との関連性について

基本7科目全体

司法試験で要求されている前提知識は総まくり講座で学んだ知識でしたので、総まくり講座を受講していれば十分司法試験に対応できると思います。

憲法

生存権に関する問題が出題されました。総まくり講座で生存権の解き方を身につけていたのでスムーズに問題を処理することができました。生存権については基礎知識はあっても解き方まで身につけている受験生は多くなかったと思うので周りに差をつけることができたと思います。

行政法

行訴法25条1項の重大損害に関する出題がされました。総まくり講座で重大損害の書き方を身につけていたのでスムーズに問題を処理することができました。重大損害の正しい書き方まで身につけている受験生は多くなかったと思うので周りに差をつけることができたと思います。

刑事訴訟法

領置に関する出題がされました。総まくり講座・司法試験過去問講座で領置の要件に関する解釈・領置の適法性の論述の仕方を身につけていたのでスムーズに問題を処理することができました。領置の適法性の論述の仕方をしっかりと押さえている受験生はそこまで多くなかった印象なのでここでも他の受験生と差をつけることができたと思います。

方法論について

全体科目共通の方法論について

配点割合を意識したメリハリのある答案の作成方法や効率の良い問題文の読み方を学ぶことができました。この学びのおかげで全科目5枚程度で答案を作成することができました。また、効率よく問題文を読むことができ時間不足に陥ることなく答案を書き切ることができました。

科目別の方法論について

特に憲法の方法論が印象に残っています。

去年から憲法の出題形式が主張・反論・私見の3者間パターンの形式に戻ってしまいました。

私は、この形式では主張部分で反論・私見の先取りをしてしまい反論・私見で書くことがなくなってしまう等、書き方で苦戦していました。

もっとも、総まくり講座・司法試験過去問講座で3者間形式の書き方について学んだおかげで本番では上記先取りをすることなく反論・私見部分でも適切な分量で記述することができました。

教材について

総まくり講座

まず、総まくり講座は網羅性が高いので講座で習得する知識で十分予備試験・司法試験に対応することができると思います。

次に、総まくり講座では知識の深い理解を得ることができます(たとえば違憲審査基準の目的の重要性の当てはめ方や基準の厳格度に応じた手段適合性の当てはめかの違い等)。そのため他の予備校と異なり、司法試験に対応するための知識のブラッシュアップに時間をかけずに済むようになり過去問演習を繰り返し解く等アウトプットに時間が割けるようになると思います。つまり、早く合格まで辿り着けるようになるということです。

そして、総まくり講座では司法試験の考査委員が書いている参考書や司法試験の出題趣旨・採点実感に基づいて講義を行なっているので信頼できる講座だと思いました。

司法試験過去問講座

まず、採点実感や出題趣旨を踏まえて講座を行なっているので、この講座を受講すれば司法試験委員会に評価される答案が書けるようになると思いました。

次に、講座では模範答案のみならず中位答案という試験の現場で作成できる現実的な答案まで提供してくれるので自分が試験の現場でどこまでのことを論述すればよいか把握することができました。

また、問題文を読んでから答案作成が完了するまでの思考過程を丁寧に解説してくれる上、その過程には再現性があります。そのため、この講座を受講すれば多くの人が講師の正しい思考過程を身につけることができるようになると思いました。

 

これから司法試験・予備試験を受験する方々へ

予備試験・司法試験というのは基礎知識の深い理解や問題文の読み方、メリハリがあってかつ司法試験委員会に評価される答案の書き方、正しい思考過程等を事前に学んでいることが重要である一方、これらを学んでいれば誰でも合格できる試験だと思います。そしてこれらはすべて加藤ゼミナールで学ぶことができます。

そのため、私はこれから司法試験・予備試験を受験する方々に加藤ゼミナールを強くオススメします。