K 様
早稲田大学法科大学院(既修) 卒業
令和5年司法試験 合格
選択科目 65.95点
元々、他の大手予備校で労働法の講座を受講しておりましたが、全体像をあまり把握できるものではなく、どうにも私の肌に合わないで悩んでいる状態でした。そんな中、令和四年の予備試験の労働法で評価Fとなったことから、本格的に翌年の司法試験に向けて労働法をどうにかしなくてはならないという思いのもと、ネットで調べた加藤ゼミナールの情報を見つけ、この予備校なら労働法ができるようになるのではないかという思いで受講することを決定しました。
まずは、様子見で重要問題100選講座のみを受講していたのですが、その中の答案例が予想以上の出来で素晴らしいと感じ、その流れで速修テキスト講座や過去問講座も受講することにしました。
まずは、徹底的に速修テキストを繰り返すことに努めました。具体的には、マーク指示動画でマークを指示されている部分は徹底的に回し、規範やあてはめの部分まで覚えるようにしました。そして、速修テキストと対応している重要問題100選講座も同様に徹底的に回すことにしました。
最低でも受験までに全体を3周ばかりしたと思いますが、直前期はより重要な部分に絞って演習をしたいと考えたため、思い切ってB、Cランクの問題は捨てて、Aランクの問題を繰り返し解くようにしました。
加藤ゼミナールの労働法の講座は徹底的なインプットを武器に試験に立ち向かうという点で私に非常に役立つものでした。労働法という科目の特性上、どうしてもインプットが必要な部分が多くなるものですが、加藤ゼミナールは他の予備校とは異なり、基本書を踏まえた正確な理解のもとに理由付け、規範が設定されており、非常に信用ができました。実際のところ、私は基本書や百選は一応購入したものの、ほぼほぼ開いていないため、テキストのみで合格することは十分可能です。また、他の予備校は判例をただ紹介するのみであまり頭に入らず、試験上どこまで覚えるべきなのかがわからないというものが多いものでしたが、加藤ゼミナールは判例の判旨を踏まえ、当てはめの評価の仕方・ポイントなどどこまで覚えるべきかを講師が明確に説明してくれるので、判例と同様の問題が出た場合でも他の人よりも要点が抑えられた一歩二歩抜きん出た答案を書くことを可能にしてくれました。
正直、去年の時点で加藤ゼミナールの労働法の講座を受けていなければ、ここまでいい成績を出すことはできなかったであろうし、不合格の可能性すらあり得たと思います。
また、受験生の中でも加藤ゼミナールの話題が広がっている中、この先は加藤ゼミナールを受講しているかいないかで受験生の中で成績に大きな差がつくのではないかというふうにも個人的には思っています。
もし労働法を選択科目に据えて勉強をするなら、他の予備校の労働法の講座ではなく、加藤ゼミナールの労働法を受講して欲しいと思います。それは、前述の通り、司法試験は相対評価であるという特性上、加藤ゼミナールを受講しているかいないかで受験生の中で大きな差がつくのではないかということが考えられ、それが合否においてとても大きなアドバンテージになると考えられるからです。
また、労働法というのは特段難しい論点が存在しない科目であるため、労働法の点数が悪いという方はそれだけ覚えるべきことを覚えていないということが言えると思います。
そして、加藤ゼミナールの講座はその「覚えるべきこと」を誤魔化さずしっかり教えてくれるため、加藤ゼミナールの労働法の講座のみしっかりやっていれば、司法試験で60点を超えることは必ずできると思います。是非、来年以降の受験生の皆さんは頑張ってください。