加藤ゼミナールについて

入試1か月前から総まくり論証集を使って慶應・中央(全額免除)ダブル合格

プロフィール

S. T 様
中央大学法学部(在学4年)
学部成績 GPA3.31
慶應義塾大学法科大学院既修者コース一般 合格
中央大学法科大学院既修者コース一般 合格(学費全額免除)

 

受講講座

基本7科目の総まくり論証集2023

 

はじめに

せっかく大学生の間に法律を学ぶのだから、学んだことを生かせる仕事に就きたいなと学部2年次に考えたのがきっかけで法曹を目指すようになりました。

加藤ゼミナールを受講するに至った経緯としては、自分の苦手としている憲法を法科大学院合格レベルまで書けるようになりたかったことと、その他の科目も含めて一元化教材を法科大学院試験までに作り上げたかったからです。

 

私がとった勉強方法

私がとった勉強方法は、総まくり論証集に記載されているA,Bランクの条文や論証を何度も確認するというものでした。

使用する問題集で出た論点が総まくり論証集に記載されていないかを確認し、記載があればチェックを付けて再度効率よく復習できるようにしていました。

また、補足情報を手書きできる十分な余白が全てのページに確保されており、総まくり論証集を一元化教材として活用することで試験直前にはこれのみを使っていました。

 

講座・教材が法科大学院入試にどのように役立ったか

総まくり論証集に記載されているA、Bランクの条文と論証を理解して重要な定義や規範を暗記しておけば、中央ローと慶應ローの試験本番でパニックにならずに制限時間内で合格レベルの答案を書くことができるのではと感じました。また、論証部分の文章が再現性のある理解しやすい文章にまとめられていて、言い回しに違和感を覚えずに暗記をすることができました。

さらに、論証を理解するうえでの重要な事項や判例、学説対立などが注釈という形で記載されていたことが、暗記をするのに役立ちました。試験本番では暗記した部分をそのまま利用できたおかげで、個別具体的な検討をする時間を多くとることができました。

 

学部成績

総まくり論証集を使用したのはロー入試の約1カ月前であったため、私の学部成績には影響していません。

もっとも、大学の講義をうける際には大量のレジュメが配布され重要なポイントについてはその都度チェックするが、授業で使用したレジュメを法科大学院入試のために活用する人は少数であると思われます。

そこで、大学の講義において重要だと感じたことを総まくり論証集の余白にメモ書きしておけば、学部試験や法科大学院入試において活用することができると考えられます。

また、総まくり論証集には答案にそのまま使える論証が記載されていることから、どのように書けばいいのかわからないという疑問を持ちながら学部試験を受けるというようなことがなくなるだろうと考えられます。

まとめると、総まくり論証集は学部生にとって有益でしかないです。

 

最後に

いままでそれなりの時間を勉強してきたものの、憲法については書き方がわからずに困っていました。しかし、総まくり論証集を入試前に使用したことでどのように答案に書けばいいのか具体的なイメージが湧き、入試本番ではマイナスな気持ちにならずに試験を受けることができました。憲法に限らず、総まくり論証集を活用することでどのように書けばいいのかわからないという漠然とした不安はなくなると思います。

また、私は総まくり論証集しか受講しませんでしたがこれと親和性のある基礎問題演習講座を合わせて使用することで、より密度の濃い学習になるはずです。いろんな講座、教材に手を伸ばして中途半端に消化するよりは、これ!と決めた教材をやりこむことが重要であると思われます。

もちろん、総まくり論証集だけでもうまく使えば有益ではありますが、できたら一体的に講座を受講することをお薦めいたします(私は加藤ゼミナールの存在を知ったのが入試直前であったことや金銭面から論証集のみの購入でしたが、学習初期段階で知っていれば複数の講座を受講していたと思います。)。