Y.A 様(令和3年司法試験 合格)
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・総まくり講座2019
・司法試験過去問講座2020
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総合 90番台
論文 110番台
憲法A 行政法A
民法A 商法A 民事訴訟法A
刑法A 刑事訴訟法A
国際私法65点以上
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予備試験後、各予備校の司法試験過去問講座を比較検討したところ、加藤先生の過去問講座の特徴は、①(予備試験とは異なる)司法試験特有の問題文の読み方・書き方を研究し尽くした上で作成されているという点、②出題趣旨・採点実感のうち、重要部分のみを抜粋して掲載することで、効率よく学習できるように配慮されているという点、③模範答案と現実的な中位答案を掲載することで、合格ラインを見極められるように配慮されているという点にあることがわかり、これらはいずれも自分の合格にとって重要な要素であると考えたため、受講することにしました。
また、総まくり講座では、司法試験過去問にまだ出題されていないが重要度の高い分野についても手厚く解説されているという説明を受け、総まくり講座も併せて受講することにしました。
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予備試験後に受講を始めた私にとって、司法試験の出題形式に慣れることが最優先事項だったため、まず、過去問講座を受講した上、過去問で出題されていない分野を中心に総まくり講座を受講して補強するという方法を取りました。そのため、過去問講座の総論部分は、当該科目の特徴や全体像を掴むのにとても有益でした。
過去問講座については、まず総論部分を受講した上、加藤先生がブログで公開されているランク表に従って、Aランク→Bランクの順で答案を書き、解説を聴いて自己添削するということを繰り返しました。なお、Cランクの過去問は、全科目のABランクをすべて解き終わった後で時間があれば取り組もうと考えていましたが、その余裕はありませんでした。
自己添削をして復習する際に心がけたことは、「その問題から学んだことを本試験で活かせるようにする」ということです。具体的には、エクセルの表に年度ごとの気付きや反省点をまとめ、直前期に一覧できるように工夫しました。
私は、予備試験の受験までの間に、自分なりの論証集を作っていたため、すべて加藤先生の論証集に乗り換えるということはせず、過去問講座の答案や総まくりテキストを参照して、必要に応じて自作論証集に加筆修正を加えるという方法を取りました。これにより、自分がそれまで学んできたことと、加藤先生の講座で学んだことを、各科目1冊のファイルに一元化することができ、自分にとって有益なインプット用のツールを作ることができたと思います。
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私は、もともと憲法に苦手意識があったのですが、加藤先生の講義を聴くことによって、各違憲審査基準の中身をしっかり理解した上で使いこなせるようになり、本番でも、違憲審査基準の定立、目的審査、手段審査の各段階において、問題文の事実を的確に抽出して論じることができたように思います。
また、それ以外にも、頻出分野の書き方を明確に示していただいたことにより、迷いがなくなりました。今年度の試験では、刑訴法で伝聞法則が出題されましたが、推認過程や伝聞例外の当てはめに至るまで、加藤先生の答案例を見て書き方をマスターしていたため、納得のいく答案を書くことができました。
さらに、加藤先生は、過去問を分析した上で、当該年度の試験との関係で特に重要性の高い論点を指摘してくださいます。今年度の試験でも、加藤先生が講義で重点を置いて説明されていた論点が複数出題され(刑法の同時傷害特例、刑訴法の電磁的記録媒体の差押え等)、しっかりと対策できていた分、他の受験生に差を付けることができたと思います。
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受験勉強中は、不安になることも、自信をなくしてしまうことも、不合格という結果に直面して目の前が真っ暗になってしまうことも、たくさんあると思います。
それでも、どうか、「自分は司法試験に合格できる」と信じて勉強してください。
応援しています。