総まくり講座2023

総まくり講座2023

講義時間約140時間
配信状況一部配信中
価格¥150,000(税込)

総まくり講座2023

加藤 喬

この講座について

1.総まくり講座とは

総まくり講座は、基本7科目について、論文試験で必要とされる知識(条文、論点等)を答案に書ける形で網羅的に習得することに重点を置いたものであり、中上級者向けのインプット講座の決定版ともいえる講座です。

科目ごとの特性を踏まえた講義とテキストにより、知識の論文最適化を図り、アウトプットに直結するインプットを完成させます。

講義時間は各科目20時間程度であり、講義では論文知識から短答知識まで反映されている基礎応用完成テキストを使用します。

論文試験で必要とされる知識と方法論が集約されている総まくり講座を受講することで、基本書・判例集を要することなく、トップレベルの実力を身につけることができます。

【概要】

販売価格 150,000円(税込)
使用教材 基礎応用完成テキスト7冊(1科目1冊)
講義時間 1科目約20時間、合計約140時間
スケジュール 入金確認から1週間以内に全科目のテキスト7冊を一括配送
視聴期間 2024年9月末まで
支払方法 銀行振込(分割も可能)
クレジットカード決済(分割も可能)

 

2.担当講師

総まくり講座では、使用教材である基礎応用完成テキストの作成から講義の全てを、教材作成と試験対策に定評のある加藤喬講師(弁護士)が担当いたします。

加藤喬講師は、講師歴9年目であり、特に教材作成と試験対策において圧倒的な支持を得ています。

毎年、自身が担当する基本7科目の試験対策講座や労働法対策講座から、1桁合格者をはじめとする超上位合格者や短期合格者を輩出しています。

5歳から体操を始め、それからずっと体育会に所属しており、高校3年のインターハイでは個人総合5位入賞を果たす

大学3年生の春に、自分の人生をスポーツから勉強に切り替えようと思い、当時高野講師が在籍していた大手予備校に入塾し、司法試験を目指す

慶應義塾大学法科大学院を修了し労働法1位(2466人中)・総合39位(8015人中)で司法試験に合格(2014年)

合格直後から講師活動をスタートし、2021年5月、法曹教育の機会均等と真の合格実績の追求を理念として、加藤ゼミナールを設立

徹底した過去問分析に基づく試験対策と自身でいちから作成した教材のクオリティの高さに定評があり、特に、自身が教材も含めていちから作成した労働法講座は司法試験受験界において圧倒的なシェアを占めている

 

3.こうした方々にお薦めです

総まくり講座は、中上級者向けのインプット講座です。

受講対象者としては、基本7科目について、予備校入門講座又は薄めの基本書1冊を使って、「科目ごとにこういった分野があり、この分野にはこういった条文と論点があり、この論点について判例・通説はだいたいこういった立場である」といったことを一通り学習している方を想定しております。

基本7科目にについて1周目の学習を概ね終えている方を対象として、論文試験対策という観点から、知識や方法論を説明することで、頭の中にある情報を論文試験に最適化することを目指します。

特に、下記の状況にある方々にとって有益であると考えます。

・基本7科目の全体像を把握するところまでは終えたが、脳内の知識をどうやって答案に落とし込めばいいのかが分からない。例えば、憲法の判例知識のどの部分を、答案のどこで、どのように使うのかがよく分からないなど。

・「危険の現実化」(刑法)、「任意捜査…であっても必要性、緊急性なども考慮したうえ、具体的状況のもとで相当と認められる限度において許容される」(刑事訴訟法)といった規範は記憶できているが、規範を使った当てはめが上手くできない。

・司法試験・予備試験過去問に着手してみたが、本試験レベルで問われている出題の深さに対応できない。例えば、民事訴訟法114条1項に基づく既判力の作用の有無を検討する際にどうして前訴の訴訟物と後訴とを比較するのかがよく分からない、伝聞・非伝聞の区別において要証事実を導く過程について自分の言葉でいちから説明できるくらいに理解できていないなど。

・法科大学院で判例・論点について深い勉強をしているが、それを答案に反映することができていない、一元化教材がないため全範囲から出題される本試験レベルの問題には対応できていない。

・司法試験・予備試験対策として、どの分野・論点について、どういった角度から、どこまで深く勉強すればいいのかが分からない。

・司法試験・予備試験過去問を一通り解いたにもかかわらず、なかなか答案の水準が上がらない、本試験における論文の成績が上がらない。

上記の学習段階に到達していない方は、入門講座を含む総合パック系の講座予備試験合格パック法科大学院合格パック予備試験・司法試験入門講座)の受講をご検討くださいませ。

 

4.基本7科目の試験対策講座全体のカリキュラム 

加藤ゼミナールの基本7科目の試験対策講座は、①総まくり講座②基礎問題演習講座(短文事例問題演習の講座)、③予備試験過去問講座④司法試験過去問講座の4つです。

入門講座レベルのインプットを終えている方には、【司法試験対策】では①総まくり講座→②基礎問題演習講座→④司法試験過去問講座という流れで3講座を受講し、【予備試験対策】では①総まくり講座→②基礎問題演習講座→③予備試験過去問講座という流れで3講座を受講して頂くことをお薦めいたします。

また、【法科大学院入試対策】では、①総まくり講座→②基礎問題演習講座という流れで2講座を受講した上で、志望校の過去問を数年分やることにより試験対策を完成させることができます。

【司法試験対策】

法科大学院経由で司法試験合格を目指す方で、加藤ゼミナールで入門レベルのことから試験対策レベルのことまで一貫して勉強したいという方には、フルパッケージプランである法科大学院合格パックが大変お薦めでございます。

 

【予備試験対策】

予備試験合格を目指す方で、加藤ゼミナールで入門レベルのことから試験対策レベルのことまで一貫して勉強したいという方には、フルパッケージプランである予備合格パックが大変お薦めでございます。

 

【法科大学院入試対策】

法科大学院経由で司法試験合格を目指す方で、加藤ゼミナールで入門レベルのことから試験対策レベルのことまで一貫して勉強したいという方には、フルパッケージプランである法科大学院合格パックが大変お薦めでございます。

 

5.対象試験種

総まくり講座は、司法試験と予備試験の双方に対応しております。

また、法科大学院のうち、東京大学、京都大学、慶応義塾大学をはじめとする上位校の入試にも有益です。

ただし、法科大学院入試にとってはオーバースペックな内容も含まれているため、ランク付けや難易度に応じて適宜、法科大学院合格後の勉強に回して頂くことをお薦めいたします。

 

6.カリキュラム

講義時間は、各科目20時間前後、合計140時間前後となります。

科目ごとの概要は、次の通りです。

講義時間 約20時間
テキスト 基礎応用完成テキスト421頁(目次、事項索引、判例索引を含む)

[サンプル]
基礎応用完成テキスト「憲法
総まくり論証集「憲法(別売)
概要

憲法では、違憲審査の基本的な枠組みを使いこなすこと、その一環として判例・学説を違憲審査の基本的な枠組みに落とし込む形で整理すること、及び問題文のヒントに従って何をどう論じるべきかを判断することが非常に重要です。また、人権選択から目的手段審査における当てはめの観点に至るまで、問題文のヒントに従って何についてどう論じるべきかを判断できるようになることも非常に重要です。

そこで、総まくり講座では、一番初めに、「第1部 答案作成上の作法」を設け、約2時間半で、違憲審査の基本的な枠組み、三者間形式(平成29年まで)と法律意見書形式(平成30年以降)における答案の書き方のコツ、違憲審査基準の定立過程、厳格度の異なる違憲審査基準ごとの目的・手段審査の具体的な意味、問題文のヒントから人権を選択するための視点、問題文のヒントに従って規制目的を正確に整理する方法などについて、詳細に説明しております。

その上で、違憲審査の基本的な枠組みが妥当する領域については、違憲審査の基本的な枠組みに落とし込む形で判例・学説について説明することにより、アウトプットに直結する判例・学説の知識を習得することを実現します。

そして、判例のうち、重要度の高いもの(全体の約半分)については、事案と判旨を単に引用するだけでなく、判例のポイントを「要点」という形でまとめています。その際、学者ごとに判例の理解が異なる傾向が強いという憲法の特性を踏まえて、基本書・判例集により徹底的に調べ上げた上で、「要点」をまとめております。論文対策として記憶する判例知識は、「要点」としてまとめている箇所のうち、マーク指示をしているところだけですから、記憶範囲が非常に明確です。なお、判例の「要点」は総まくり論証集にも反映しております。

さらに、平等権、財産権、生存権、教育の自由など、違憲審査の基本的な枠組みが妥当しない領域についても、答案の骨格レベルのことで間違えないように、著名な基本書・解説書と過去の出題趣旨・採点実感で徹底的に調べ上げた上で、分野ごとの答案例を示すことにより、正しい答案の骨格を習得することを実現します。

このように、アウトプットに直結するインプットを完成させるというふれこみにふさわしい内容になっております。

講義時間 約18時間
テキスト 基礎応用完成テキスト371頁(目次、事項索引、判例索引を含む)

[サンプル]
基礎応用完成テキスト「行政法
総まくり論証集「行政法」(別売)
概要

行政法の論文対策では、行政裁量、処分性及び原告適格の三大頻出分野について、講学上の判断枠組みを正確に使いこなせるようになることが最優先です。その際には、判例を講学上の判断枠組みに落とし込む形で理解する必要があります。判例を判例から見るのではなく、講学上の判断枠組みから判例を眺め、その下位基準的なものとして判例を分析することにより、答案で使える判例知識が身につきます。

さらに、それ以外の重要分野についても、書き方まで意識した学習をする必要があります。

このように、分野・論点単位で何を書いたかではなく、問われている分野・論点についてどう論じたかという論述の深さと正確性で勝負が決まるのが、行政法の特徴です。

総まくり講座では、三大頻出分野・その他の重要分野について、論述例・答案例も示しながら答案で使える知識を提供するとともに、メリハリをつけながら出題可能性が高くない分野についても網羅的に取り上げていきます。

講義時間 約25時間
テキスト 基礎応用完成テキスト591頁(目次、事項索引、判例索引を含む)

[サンプル]
基礎応用完成テキスト「民法
総まくり論証集「民法」(別売)
概要

民法では、テキスト全体を改正法対応したものに書き換えるとともに、分野・条文によっては、改正前民法と比較する形で改正民法を取り上げています。また、法改正により理解が変更された論点については論証を書き替えるとともに、最新判例も反映しております。このように、最新の法改正と判例に全面的に対応したテキストになっております。

また、論点の顕在化場面を明らかにするために、実体法上の要件・効果や要件事実に結び付ける形で論点を取り上げます。

さらに、論文知識として必要と考える要件事実を網羅的に取り上げています。例えば、代理、転借権に基づく占有権原の抗弁、債権者代位権、詐害行為取消権、請負、事務管理及び相続など、「改訂  紛争類型別の要件事実」(法曹界)や「新問題研究」(法曹界)で取り上げられていない要件事実についても、取り上げています。司法試験・予備試験の民法の論文対策としても、予備試験の民事実務基礎科目の対策としても、必要とされる要件事実が過不足なく取り上げられています。

なお、民法のテキストは、平成29年の民法大改正のみならず、民法の所有者不明不動産等に関する改正(2023年4月施行)にも全面的に対応しております。

講義時間 約18時間
テキスト 基礎応用完成テキスト329頁(目次、事項索引、判例索引を含む)

[サンプル]
基礎応用完成テキスト「商法
総まくり論証集「商法」(別売)
概要 商法では、会社法に重点を置きつつ、手形・小切手法及び商法総則・商行為法についても簡潔にまとめられたテキストを通じて最低水準の知識を提供いたします。

これにより、メリハリを付けながら、商法全体について漏れなく論文知識を身につけることができます。

また、平成29年における民法及び商法総則・商行為法の改正、令和1年における会社法改正にも全面的に対応しております。

講義時間 約18時間
テキスト 基礎応用完成テキスト499頁(目次、事項索引、判例索引を含む)

[サンプル]
基礎応用完成テキスト「民事訴訟法
総まくり論証集「民事訴訟法」(別売)
概要 民事訴訟法では、既判力をはじめとする重要分野について、基本概念を正確に使いこなせるようになるために深い知識を身につける必要があります。

また、他科目に比べて概念・論点の抽象度が高いため、事例演習を通じて初めて論文試験に耐えうるだけの深く・具体的な知識を身につけることができます。

そこで、総まくり講座では、こうした科目特性を踏まえて、簡易事例や体系図を使って基本概念・論点を説明することにより、基本概念・論点に関する知識を論文試験に耐えうる水準まで引き上げます。

民事訴訟法のテキストも、改正民法は勿論のこと、民事訴訟法のIT化関連等の改正(2022年5月25日公布)にも全面対応しています。

講義時間 約20時間
テキスト 基礎応用完成テキスト455頁(目次、事項索引、判例索引を含む)

[サンプル]
基礎応用完成テキスト「刑法
総まくり論証集「刑法」(別売)
概要

刑法では、論点を理論体系・条文に引き付けて理解すること、問題の所在(論点顕在化事例 各説からの帰結)を把握すること、重要規範の意味を深く正しく理解すること、及び論点の組み合わせを把握することが重要です。基礎応用完成テキストは、こうした科目特性を反映したものになっています。

例えば、因果関係に関する危険の現実化説については、判例の事案類型3つ(直接型:大阪南港事件、間接型:高速道路侵入事件・トランク監禁致死事件)を踏まえた当てはめの仕方について、論述例も用意して取り上げています。

また、平成30年以降、ある事例について複数の理論構成を示して多角的に検討することを求める傾向が強くなっており、多角的検討の一環として学説対立が出題されるようになり、平成29年以前に比べて論文対策として必要とされる知識の幅が広がりました。総まくり講座では、学説対立をはじめとする多角的検討を求める問題にも対応できるよう、判例・受験界通説のほか、反対説(さらには各説からの具体的帰結)も反映しています。

講義時間 約18時間
テキスト 基礎応用完成テキスト453頁(目次、事項索引、判例索引を含む)

[サンプル]
基礎応用完成テキスト「刑事訴訟法
総まくり論証集「刑事訴訟法」(別売)
概要

刑事訴訟法では、行政法と同様、頻出分野・重要分野について、問題提起の仕方、論証の内容・長さ、規範の適用の仕方、推認過程(証拠構造)及び思考順序といったところまで詰めた、深い学習をする必要があります。

総まくり講座では、必要に応じて論述例も用意するなどして、頻出分野・重要分野で上位答案を書くために必要な知識と技術を提供いたします。

また、学者ごとに論点の理解が異なる傾向が強いという科目特性を踏まえ、論証を作成する際には、川出敏裕「判例講座」(立花書店)、古江賴隆「事例演習刑事訴訟法」(有斐閣)及び宇藤崇ほか「リーガルクエスト刑事訴訟法」といった元考査委員が著者である基本書・演習書を参照することにより、限りなく司法試験委員会の理解に近い論証になるようにしております。

 

7.受講の仕方

受講の仕方

(パターン1)

  1. マーク指示動画を視聴して、基礎応用完成テキストにマーク・アンダーラインを反映します。
  2. 基礎応用完成テキストを参照しながら総まくり講座の講義動画を視聴します。
  3. 総まくり論証集を論文一元化教材として使用する場合には、基礎応用完成テキストのメモ書き、マーク・アンダーラインなどを、必要な範囲で総まくり論証集に反映します。

(パターン2)

  1. マーク指示動画には、基礎応用完成テキストを対象とするものと総まくり論証集を対象とするものの2つがあるため、時間がない場合には、最初から総まくり論証集を対象としたマーク指示動画を視聴して総まくり論証集にマーク・アンダーラインを反映し、総まくり論証集を使って総まくり講座の講義動画を視聴することも可能です。
  2. 総まくり論証集を使って総まくり講座の講義動画を視聴し、必要に応じて基礎応用完成テキストも参照します。

 

総まくり講座を使った学習スケジュール

例えば、司法試験対策として、総まくり講座、基礎問題演習講座、司法試験過去問講座の3講座セットを受講する場合、科目ごとに、総まくり講座→基礎問題演習講座→司法試験過去問講座という流れで受講します。

そして、基礎問題演習講座を受講する際には、総まくり講座で学習したことを総動員するつもりで問題を解き、司法試験過去問講座を受講する際には、総まくり講座と基礎問題演習講座で学習したことを総動員するつもりで問題を解き、解説講義を視聴します。

なお、司法試験過去問については、少なくともAランク問題については実際に答案を書いてから解説講義を視聴するべきですが、基礎問題演習講座については、短文事例問題の答案作成をほとんどしたことがない方などを除き、答案構成をすれば足ります。

 

8.総まくり講座の特徴

教材間の一貫性、講座間の一貫性は、学習効率に直結する非常に重要なポイントです。

それにもかかわらず、多くの予備校では、講座や科目、さらには分野ごとに作成者が異なる教材が当たり前のように使用されているとともに、インプット講座、短文事例問題演習講座、過去問講座とで担当講師が異なることが多いです。

これでは、論点における見解選択、論証や規範の表現・長さ、答案の書き方、思考プロセスなどが、科目、教材、講座ごとに異なるということが頻繁に起こります。

加藤ゼミナールでは、①インプット講座である総まくり講座、②短文事例問題演習である基礎問題演習講座、③予備試験過去問講座・司法試験過去問講座の全てについて、加藤喬講師が教材作成及び授業を最初から最後まで担当しているため、教材間の一貫性と講座間の一貫性が完璧に保たれています。

論文試験は、法科大学院入試、予備試験、司法試験という順に、科目ごとの特徴が強くなっていきます。科目ごとの特徴が強い司法試験の論文では、科目ごとに必要とされる知識の「幅」と「深さ」が異なります。

例えば、民法・商法では、出題範囲が広い(出題範囲の偏りが小さい)ため、特定の分野・論点について深い知識を身につけることよりも、「浅く・広い」勉強によりそこそこの水準で対応できる「幅」を広げることを優先する必要があります。

これに対し、行政法・民事訴訟法・刑事訴訟法では、出題範囲が狭い上、特定の分野・論点について深い理解が問われる傾向が強いため、重要な分野・論点を対象とした「深く・狭い」勉強が奏功しやすいです。

憲法では、違憲審査の基本的な枠組み(=答案の骨格)について深く正確に理解する必要がある一方で、骨格に肉付けをする際に用いる判例・学説の知識は浅いもので足ります。

刑法では、マイナー分野も含めて学習する必要がある上、学説対立問題に備えて自説に加えて反対説まで学習しておく必要がある論点もありますから、必要とされる知識の「幅」が広いです。また、因果関係、不真正不作為犯、共謀共同正犯、承継的共同正犯など、一部の重要論点については、規範の正しい意味に従った当てはめ求められますから、「深い」知識も必要とされます。

総まくり講座では、こうした科目ごとの違いを反映したテキストと講義を提供させて頂きます。

総まくり講座では、司法試験・予備試験における出題の実績及び傾向を踏まえ、徹底した出題分析に基づき、分野・判例・論点単位で、A~Cのランク付けをしております。ランク付けは、予めにテキスト右の余白に反映しております。また、テキストには、理解のために読むべき記述と、記憶するべき記述とがあります。最終的には、記憶するべき記述だけを何度も読み込むことによりインプットをすることになりますから、記憶の範囲とその優先度を明確にするために、4色の色分けに基づくマーク・アンダーラインの指示もあります。

そして、マーク・アンダーラインの指示・反映の効率化を図るために、マーク・アンダーラインについては、講義中に口頭で逐一指示をするのではなく、テキストを映した専用動画により指示させて頂きます。したがって、講義動画を視聴する前に、マーク・アンダーラインの指示動画に従い、基礎応用完成テキストにマーク・アンダーラインを引いて頂き、その後で講義動画を視聴して頂くことになります。

このように、3段階のランク付けと4色のマーク・アンダーラインの指示により、記憶の範囲とその優先度が明確になるため、効率的なインプットが可能となります。

基礎応用完成テキストには、科目特性を踏まえた上で、司法試験・予備試験で必要とされる制度・条文、論点の論証、判例、方法論が集約されております。したがって、基礎応用完成テキストだけで、各科目のインプットを完成させるとともに、トップレベルの答案を書く実力を身につけることができますので、基本書・判例集は不要です。

仮に、辞書的に基本書・判例集を参照するにしても、1冊ずつに絞って頂くことをお薦めいたします。

基礎応用完成テキストでは、徹底した出題分析に基づき、出題可能性が高く、かつ、判例の当てはめレベルのことまで問われる可能性が高い論点については、判例の当てはめのポイントまでテキストに反映した上で、Aランクに位置づけ、マーク指示もしております。その一方で、出題可能性が低く、かつ、仮に出題されても深いことまでは問われないであろう論点については、B~Cランクに位置づけ、簡潔な説明・論証を掲載するにとどめています。

このように、情報の取捨選択をはじめとするメリハリ付けを徹底することにより、網羅性がある一方で無駄のない完成度の高いテキストになっております。。

司法試験・予備試験の論文試験では、基本書に書いてあるからといって、それが当然に正しいと評価されるわけではありません。判例の理解、学説の選択、要件整理等については、学者間で見解が相違していることがあり、その場合、なるべく司法試験委員会の理解に従うべきです。

こうした傾向が特に強いのが、憲法、刑法及び刑事訴訟法の3科目です。

司法試験・予備試験では、司法試験委員会の理解がルールです。

そこで、総まくり講座では、判例の理解、学説の選択、要件整理、さらには答案の書き方についても、司法試験の出題趣旨・採点実感と現・元考査委員の著書・執筆箇所を優先的に参照することで、なるべく司法試験委員会の理解に適合した内容になるよう努めております。

したがって、総まくり講座では、司法試験委員会に理解に適合した知識、すなわち司法試験・予備試験でちゃんと評価される知識と書き方を習得することができます。

法律の世界では、法律の内容、判例・通説的見解、試験傾向などが時の経過に伴い変化するため、数年前に作成されて必要な加筆修正が施されていないテキストは、古すぎて試験対策には使えません。加藤ゼミナールでは、毎年、法改正、判例・学説の変遷、試験傾向の変化などを踏まえてテキストをアップデートしているため、講義で使用するテキストには最新の情報が反映されています。

ここが、古い教材を使いまわしている予備校との大きな違いです。

近時の法改正への対応は以下の通りです。

  • 2021年における民法改正は、所有者不明土地に関する改正を含めてすべて(例えば、共有ルールの改正なども含まれます)テキストに反映いたします。
  • 刑法における侮辱罪の厳罰化については、逮捕・勾留の要件に対する影響も含めて、テキストに反映いたします。
  • 2022年の民事訴訟法の改正については、公布日(2022年5月25日)から1年以内に施行されるもののみならず、公布日から4年以内に施行されるものについてもすべて、テキストに反映いたします。なお、反映する際には、来年の試験日には施行されていない改正箇所もあることを踏まえて、改正箇所ごとに施行日を明示いたします(例えば、施行日が「公布から4年以内」とあるものについては、その旨を明示いたします)。

基礎応用完成テキストは、憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法の全て科目について、短答試験にも全面対応しております。

講義では、論文に関することに重点を置きつつ、必要に応じて、短答対策としてはここまで押さえておく必要がある、短答試験ではここは頻出であるといったことも含めて、短答レベルの説明もしますので、総まくり講座により、論文対策だけでなく短答対策まで完成させることができます。

教材間の一貫性、講座間の一貫性は、学習効率に直結する非常に重要なポイントです。それにもかかわらず、多くの予備校では、講座や科目、さらには分野ごとに作成者が異なる教材が当たり前のように使用されているとともに、インプット講座、短文事例問題演習講座、過去問講座とで担当講師が異なることが多いです。

これでは、論点における見解選択、論証や規範の表現・長さ、答案の書き方、思考プロセスなどが、科目、教材、講座ごとに異なるということが頻繁に起こります。

加藤ゼミナールでは、①インプット講座である総まくり講座、②短文事例問題演習である基礎問題演習講座、③予備試験過去問講座・司法試験過去問講座の全てについて、加藤喬講師が教材作成及び授業を最初から最後まで担当しているため、教材間の一貫性と講座間の一貫性が完璧に保たれています。

 

9. 使用するテキスト

こだわり抜いたオリジナルテキスト

  1. 分野ごとの典型事例

    基礎応用完成テキストでは、分野ごとに典型事例を掲載した上で、その事例を解決するための法律知識として個々の条文、論点を取り上げています。これにより、アウトプットに紐づけたインプットが可能となります。

  2. 答案の書き方にも対応

    基礎応用完成テキストには、分野・論点ごとに、過去問の出題趣旨・採点実感なども踏まえながら、司法試験・予備試験対策として正しい答案の書き方まで反映しています。

  3. 論文本試験レベルに対応した緻密な論点分析

    基礎応用完成テキストには、過去問の出題趣旨・採点実感なども踏まえて、司法試験・予備試験で要求されるレベルの高度な解説まで反映されています。

  4. アウトプットに直結する解説

    基礎応用完成テキストには、知識の論文最適化を図るために、適宜、過去問をはじめとする具体的事例とその解説を掲載しているため、司法試験・予備試験レベルのアウトプットに直結するインプットが可能です。

  5. 実践的論証、参考文献の掲載

    論文試験対策としての論点の学習は、答案に書くために行うものです。そこで、基礎応用完成テキストには、全ての論点が答案に書ける実践的論証の形式で掲載されています。また、論証の正確性を担保するために、逐一、参考文献を明示しています。

加藤喬講師が全てテキストをいちから作成

加藤ゼミナールでは、多くの予備校と異なり、受験生スタッフや合格者スタッフではなく、講師自らが全てのテキストを作成しています。また、講師がスタッフ作成のテキストを監修するのではなく、講師が最初から最後までいちからテキストを作成しています。

総まくり講座で使用する基礎応用完成テキスト、有料で別途付属する総まくり論証集はいずれも、加藤喬講師がいちから作成したものです。

テキストの特徴

基礎応用完成テキストは、入門講座でも使用しているテキストであり、入門・基礎レベルのことだけでなく、法科大学院入試・予備試験・司法試験論レベルのこと、短答試験レベルのことというように、法科大学院合格・予備試験合格・司法試験合格のために必要とされる情報が全て反映されています。したがって、基本書・判例集は不要です。この1冊に合格のために必要な情報が全て集約されています。

基礎応用完成テキストでは、知識の論文最適化を図るために、全ての論点について、答案に書ける論証の形式で掲載するとともに、必要に応じて答案の流れに載せる形で論証を掲載しています。

これにより、論文試験に直結するインプットが可能となります。

基礎応用完成テキストには、目次、事項索引、判例索引があり、確認したい知識に瞬時にアクセスすることができます。

徹底的な試験傾向の分析と文献による裏付けに基づいてテキストを作成し、テキストの右端には参考文献を該当する頁数とともに逐一表示することなどにより、著作権対応も徹底しております。

毎年、法改正、判例・学説の変遷、試験傾向の変化などを踏まえてテキストをアップデートしているため、テキストには最新の情報が反映されています。

司法試験・予備試験における出題の実績及び傾向を踏まえ、徹底した出題分析に基づき、分野・判例・論点単位で、A~Cのランク付けを行い、ランク付けはテキスト右の余白に反映しております。

科目ごとのページ数など

憲法 421頁(目次、事項索引、判例索引を含む。以下同じ。)
行政法 350頁
民法 591頁
商法 329頁
民事訴訟法 499頁
刑法 455頁
刑事訴訟法 453頁

テキストの形式(サイズなど)

加藤ゼミナールでは、教材について製本タイプと26穴タイプの2つをご用意しております。受講者様は、希望する教材タイプを選択することができます。

製本タイプ、26穴タイプのいずれであっても、B5サイズ(182×257mm)となります。

教材の厚みは、概ね10ページあたり1mmです。例えば、ページ数が500頁のテキストであれば、概ね50mmの厚みとなります。

テキストの製本・配送料

加藤ゼミナールでは、講義で使用するテキストの製本料、配送料は、講座価格に含まれております。したがって、講座価格とは別に製本料や配送料がかかることはございません。

ただし、26穴タイプを選択した場合には、オプション料金として別途10,000円(税込)がかかります。

 

10. 選べる2つの教材タイプ(製本タイプ&26穴タイプ)

加藤ゼミナールでは、教材について製本タイプと26穴タイプの2つをご用意しております。受講者様は、希望する教材タイプを選択することができます。

26穴タイプ(B5サイズ)では、別途、オプション料金がかかります。これに対し、製本タイプ(B5サイズ)では、オプション料金はかかりません。

教材タイプは、お申込みボタンを押した後の「お申込み内容確認」ページにおいて選択してくださいませ。

Aプラン(製本タイプ)

追加料金なし

基礎応用完成テキスト7冊(製本、B5サイズ)
Bプラン(26穴タイプ)

オプション料金10,000円(税込

基礎応用完成テキスト7冊(26穴、B5サイズ)

※26穴タイプを選択した場合でもバインダーは付属しませんので、バインダーは各自でご用意くださいませ。

※ 教材タイプに関する詳細につきましては、こちらからご確認くださいませ。

 

11.サンプル講義

憲法 第3回(違憲審査基準の定立・適用)

憲法 第16回(経済的自由‐職業の自由)

民法 第1回(答案の書き方、考え方のコツ)

民法 第3回(民法93条、94条)

 刑法 第3回(因果関係)

 商法 第6回(株主総会決議取消しの訴え等)

 

12.テキストのサンプル

【基礎応用完成テキスト】講義で使用するメインテキスト

【総まくり論証集】論文一元化教材(別売)

 

13.講義動画の視聴期限

2024年9月末までとなります。

 

14.講義スケジュール

テキストの配送

入金確認から1週間以内に、基礎応用完成テキスト7冊(各科目1冊)を一括してお届けします。

総まくり論証集もセットで購入なさる場合には、総まくり論証集7冊(各科目1冊)も一緒にお届けします。

講義動画の配信

入金確認から3日以内に配信済の講義動画の視聴が可能になります。

憲法・民法・刑法・商法 全動画の配信を完了

民事訴訟法以降 6月中旬に全動画の配信を完了予定

 

15.お支払方法

銀行振込 一括払い 〇

3分割払い(手数料負担なし) 〇

※総まくり講座では、分割手数料負担なしの銀行振込による3分割払いをご利用頂けます。詳細につきましては、こちらのページからご確認くださいませ。

クレジットカード決済 一括払い 〇

分割払い 〇

※クレジットカード決済による分割払いの可否、回数及び手数料は、お客様とカード会社様との契約内容によりますので、ご利用なさるクレジットカードの情報をご確認くださいませ。

 

16.総まくり論証集(別売り‐税込30,000円)

最高の論文一元化教材

総まくり講座を受講する方には、論文一元化教材である総まくり論証集が大変お薦めです。

基本7科目の総まくり論証集は、基礎応用完成テキストを2分の1から3分の1に凝縮した最高の論文一元化教材です。試験直前期に効率的な総復習をする上でも非常に役立ちます。

総まくり論証集には、答案でそのまま使えるコンパクトな実践的論証、制度概要、条文、判例、学説対立(刑事系)、要件事実や構成要件をはじめとする法律要件、答案の書き方、思考プロセスなど、論文試験で必要とされる全ての法律知識と方法論が集約されています。

論証が短く実践的なものであることと、論証以外の知識・方法論も反映されていることの2点が、長い論証が形成されているだけの一般的な論証集との大きな違いです。

総まくり論証集の特徴は以下の2点です。

  • 論証だけでなく、制度概要、出題可能性の高い条文・要件(例えば、民法の実体法上の要件、要件事実、刑法の構成要件、行政事件訴訟の訴訟要件等)、特定分野における思考の枠組み・検討手順など、論文試験で必要とされる知識・方法論が法体系に紐付けられる形で集約されています。例えば、憲法では、答案作成上の作法(違憲審査の枠組みなど、問題文の読み方など)、判例の事案の概要・論点ごとのポイントも簡潔にまとめられており、刑事系では判例・受験界通説以外の学説の論証も取り上げます。また、論点によっては、答案例まで掲載しているものもあります。
  • 総まくり論証集の論証は、答案でそのまま使えるコンパクトな実践的論証です。基礎応用完成テキストの論証には、理解するために必要な限度で論証集の論証よりも長くなっているものもありますが、総まくり論証集では、理解のために必要とされる記述に目を通していることを前提として、記憶するべき長さ(つまり、答案に書くべき長さ)の実践的な論証にしております。

製本タイプと26穴タイプを選択できます

総まくり論証集についても、製本タイプと26穴タイプから選択して頂けます。

26穴タイプ(B5サイズ)では、別途、オプション料金として5,000円(税込)がかかります。これに対し、製本タイプ(A5サイズ)では、オプション料金はかかりません。

 

17.科目別購入

基本7科目の総まくり講座(税込150,000)は、科目別で購入することも可能でございます。

1科目30,000円(税込)で購入して頂けます。

 

18.お得なセットプラン

加藤ゼミナールでは、販売講座をお得な価格で複数購入して頂けます。

奨励プラン

以下では、試験種ごとの奨励プランを紹介させて頂きます。

なお、ご自身にとってベストな講座の組み合わせを自分だけでは判断できないという場合には、お電話またはメールでの受講相談もご利用くださいませ。受験生の皆様お一人ずつのご事情を踏まえ上で、ベストな講座の組み合わせをご提案いたします。

司法試験受験生の方には、総まくり講座・司法試験過去問講座の【2講座セット】又は総まくり講座・基礎問題演習講座・司法試験過去問講座の【3講座セット】が大変お薦めです。

【2講座セット】では、科目ごとに、総まくり講座→司法試験過去問講座という流れで受講し、司法試験過去問講座を受講する際には、総まくり講座で学習したことを総動員するつもりで過去問を解き、解説講義を視聴します。

【3講座セット】では、科目ごとに、総まくり講座→基礎問題演習講座→司法試験過去問講座という流れで受講し、基礎問題演習講座を受講する際には、総まくり講座で学習したことを総動員するつもりで問題を解き、司法試験過去問講座を受講する際には、総まくり講座と基礎問題演習講座で学習したことを総動員するつもりで問題を解き、解説講義を視聴します。

基礎問題演習については、短文事例問題の答案作成をほとんどしたことがない方などを除き、答案構成をすれば足ります。これに対し、司法試験過去問については、なるべく実際に答案を書いてから解説講義を視聴するべきです。もっとも、基礎問題演習テキストは網羅性が高い(合計442問)うえに、司法試験過去問の重要部分まで反映されているため、基礎問題演習講座の内容をしっかりと消化すれば、司法試験過去問のAランク問題さえしっかりとやり込めば、合格水準、上位水準に到達できます。

予備試験受験生の方には、総まくり講座・予備試験過去問講座の【2講座セット】又は総まくり講座・基礎問題演習講座・予備試験過去問講座の【3講座】セットが大変お薦めです。

【2講座セット】では、科目ごとに、総まくり講座→予備試験過去問講座という流れで受講し、予備試験過去問講座を受講する際には、総まくり講座で学習したことを総動員するつもりで過去問を解き、解説講義を視聴します。

【3講座セット】では、科目ごとに、総まくり講座→基礎問題演習講座→予備試験過去問講座という流れで受講し、基礎問題演習講座を受講する際には、総まくり講座で学習したことを総動員するつもりで問題を解き、予備試験過去問講座を受講する際には、総まくり講座と基礎問題演習講座で学習したことを総動員するつもりで問題を解き、解説講義を視聴します。

なお、予備試験過去問については、なるべく全問題について実際に答案を書いてから解説講義を視聴するべきですが、基礎問題演習講座については、短文事例問題の答案作成をほとんどしたことがない方などを除き、答案構成をすれば足ります。

法科大学院入試向けには、総まくり講座と基礎問題演習講座の【2講座セット】が大変お薦めです。法科大学院入試対策としては司法試験過去問や予備試験過去問はオーバースペックであるため、司法試験過去問講座や予備試験過去問講座は不要です(なお、司法試験過去問や予備試験過去問の重要部分は、問題を単純化した上で基礎問題演習講座に反映しております。)

総まくり講座と基礎問題演習講座には、法科大学院入試にとってはオーバースペックな内容も含まれているため、ランク付けや難易度に応じて適宜、法科大学院合格後の勉強に回して頂くことをお薦めいたします。

 

セット購入に関する詳細

セット購入の方法、その際の割引率など、セット購入に関する詳細につきましては、こちらのページからご確認くださいませ。

 

19.合格実績

総まくり講座では、毎年、1桁合格者をはじめとする超上位合格者や短期合格者を輩出しています。

宇波壮一郎 様

総合7位・論文6位・労働法2位で司法試験合格

加藤先生の労働法講座がとても分かりやすく、また、試験でいかに点数を取るかに特化して指導してくださる加藤先生の姿に強く共感し感銘を受けたことから、基本7科目の総まくり講座も受講しました。
総まくり講座では、普段あまり説明を受けることのない違憲審査基準の使い方などについても詳しく説明されいるうえ、全ての論点が論証化されているため答案に直ぐに活かせる内容にもなっています。また、網羅性も非常に高く、内容は司法試験委員会の理解に沿ったものとなっているため、司法試験でトップクラスの答案を書くための知識を身に付けることができました。

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西原武 様

総合122位、論文科目オールAで司法試験合格

加藤先生の講座を選択した理由は、圧倒的な信頼感にあります。
加藤先生のテキストは多数の文献が引用されており、情報の正確性が担保されているため、情報の正確性を吟味することに労力を割くことなく、勉強に集中させることができます。
また、加藤先生のテキスト及び講義は、体系的理解を伴う司法試験特化型のものとなっており、講義は網羅的に行い体系的理解を促進しつつ、テキストは基本書よりかなりコンパクトにまとめた上で、重要な論点等については答案例まで記載されており司法試験での点の取り方まで解説されています。

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比嘉麻衣子 様

総合157位・論文151位で司法試験合格

司法試験過去問に歯が立たずに悩んでいたところ、試験を研究し尽くしている総まくりテキストに出会い、感銘を受けました。他校のテキストと異なり、適切な情報量で情報が一元化されており、文献による裏取りも徹底されているため、安心して勉強できました。
また、司法試験合格のためには過去問分析が不可欠であり、そのためには一定程度の学問的理解も必要ですが、その一方で深入りしすぎないで試験対策として割り切ることも必要です。加藤先生の講座では、学問的理解と試験対策とのバランスが絶妙に取れているため、試験対策において大変有益でした。

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谷口陸 様

総合200番台(民法を除きオールA)で司法試験合格

大手予備校で入門講座を受講した後、司法試験過去問に着手したところ、入門講座について「網羅性の低さ」と「論点の説明の浅さ」を感じました。そこで、これら2つの欠点を補うために、加藤先生の総まくり講座を受講し、知識の穴を補完するとともに論点の理解を深めることで、総合200番で合格することができました。

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20.講座詳細・料金等

講座名 基本7科目の総まくり講座
対象試験種 ・司法試験
・予備試験
・法科大学院入試
販売価格 150,000円(税込)
科目別販売 総まくり講座は、科目別でも購入して頂けます。
1科目30,000円(税込)となります。
詳細はこちらからご確認くださいませ。
視聴期限 2024年9月末まで
使用教材
  • 基礎応用完成テキスト7冊(B5サイズ)
    憲法421頁(目次、事項索引、判例索引を含む。以下同じ。)
    行政法350頁

    民法591頁
    商法329頁

    民事訴訟法499頁
    刑法455頁
    刑事訴訟法453頁

※1.テキストは製本タイプ(無料)と26穴タイプ(オプション料金10,000円[税込])からお選びいただけます。
※2.26穴タイプを選択した場合でも、バインダーは付属しませんので、各自でご用意くださいませ。
※3.講義では、総まくり論証集は使用しません。

講義時間 憲法    約20時間
行政法   約18時間
民法    約25時間
商法    約18時間
民事訴訟法 約18時間
刑法    約20時間
刑事訴訟法 約18時間
合計    約140時間
教材配送

動画配信
  • 入金確認から1週間以内に、基礎応用完成テキスト7冊(各科目1冊)を一括してお届けします。
    総まくり論証集もセットで購入なさる場合には、総まくり論証集7冊(各科目1冊)も一緒にお届けします。
  • 入金確認から3日以内に講義動画が視聴可能となります。
    憲法・民法・刑法  全動画の配信完了
    商法以降 5月中に全動画の配信を完了予定
支払方法
  • 銀行振込(一括〇、分割〇)
    分割手数料負担なしの銀行振込による3分割払いをご利用頂けます。詳細につきましては、こちらのページからご確認くださいませ。
  • クレジットカード(一括〇、分割〇)
    クレジットカード決済による分割払いの可否、回数及び手数料は、お客様とカード会社様との契約内容によりますので、ご利用なさるクレジットカードの情報をご確認くださいませ。

お申込みに進む

  • 総まくり講座2023

    講義時間約140時間
    配信状況一部配信中
    価格¥150,000(税込)

講師紹介

加藤ゼミナール代表取締役社長
弁護士(第二東京弁護士会所属)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院 修了
司法試験合格(労働法1位、総合39位‐上位0.5%)

5歳から体操を始め、それからずっと体育会に所属しており、高校3年生のインターハイでは個人総合5位入賞を果たす
大学3年生の春に、自分の人生をスポーツから勉強に切り替えようと思い、当時高野泰衡講師が在籍していた大手予備校に入塾し、司法試験を目指す
慶應義塾大学法科大学院を修了し、受験3回目で、労働法1位・総合39位で司法試験に合格(2014年)
合格直後から講師活動をスタートし、2021年5月、法曹教育の機会均等と真の合格実績の追求を理念として、加藤ゼミナールを設立
徹底した過去問分析に基づく試験対策と自身でいちから作成した教材のクオリティの高さに定評があり、自身が教材も含めていちから作成した労働法講座は司法試験受験界において圧倒的なシェアを占めている

執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格答案を書くための行政法集中演習」(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~25年」行政法(法学書院)

ブログ
加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ
https://kato.blog/

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