こちらのページは、司法試験過去問講座「商法」の単科購入用のページでございます。
司法試験論文式における商法の出題は、大部分が会社法です。手形・小切手法からの出題は1度もなく、商法総則・商行為法の出題も1度だけ(平成18年のみ)です。
会社法は、ちゃんと理解・記憶している条文・論点でも事例問題から抽出できず落としてしまうという事態が生じすい科目ですから、多くの事例問題を勉強することで典型事例と条文・論点の繋がり・組み合わせをある程度記憶しておくとともに、法律関係図の書き方、事案類型ごとの着眼点を押さえておくことが有益です。こうしたことも、司法試験過去問講座から習得することができます。
また、会社法では、民法に比べて、同じ分野・論点が再度出題される可能性が高いので、司法試験過去問で出題された重要分野・論点について、検討事項を落とさないための着眼点(例えば、決議取消しの訴えでは必ず3号取消事由を確認するなど)、試験で評価される答案の書き方(特に423条、429条)まで丁寧に解説いたします。
さらに、会社法では、条文操作重視の出題も多い上に、条文1つあたりの文言も長いため、条文の文言をどこまで丁寧に引用するべきかを適切に判断することも重要です。授業では、試験対策を熟知している加藤講師がベストな文言引用と妥協した文言引用(文言引用の最低ライン)の双方に言及するなどにより、適切な文言引用の仕方についてもお伝えいたします。
加えて、平成28年以降、司法試験の商法でも、民法と同様に、毎年のように条文の類推適用、条文の文言の拡張解釈、判例の射程といった現場思考問題が出題されていますが、多くの場合、答案の書き方と思考プロセスが共通します。授業では、現場思考問題に共通する書き方と思考プロセスについても丁寧に解説しますので、現場思考問題も怖くありません。
こうした授業を通じて、正しい答案の書き方、正しい思考プロセスといった真の意味での会社法の実力を身に付けることができます。
平成20年
販売価格 | |
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使用教材 | [製本教材]. 司法試験過去問テキスト「商法」(プレテスト~令和5年の19年分) 令和6年分はPDFデータでの提供となります . [教材の内容]. 司法試験過去問テキストは「問題文」「解説」「答案」の3部構成です。 プレテストから平成30年までの14年分の答案は、6~8枚で検討事項を可能な限り網羅した「現実的な超上位答案」(想定1位~2桁前半)となります。令和1年から令和6年までの6年分では、「現実的な超上位答案」のほかに、4~5枚で簡潔にまとめた「中上位答案」(想定100~200位)もございます。 . [教材プラン]. 使用教材のタイプを2つのプランからお選びいただけます。 . Aプラン(製本オプション料金なし) 司法試験過去問テキスト 製本・B5サイズ . Bプラン(製本オプション代金+2,000円) 司法試験過去問テキスト 26穴・B5サイズ . 教材のプランの詳細、選択方法については、こちらのページにてご確認くださいませ。 |
問題数 | プレテスト、平成18年~平成30年、令和1年~令和6年までの20年分 |
講義時間 | 1問1時間前後、20年分で20時間前後 |
講義スケジュール |
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視聴期限 | 2025年9月30日まで |
お支払方法 |
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