2021年8月、労働法過去問講座をリニューアルいたします。
最新の判例学説及び出題傾向を反映することによりテキストをリニューアルするとともに、講義動画を全て撮り直します。
また、問題数が増えてきたことを踏まえ、1問あたりの学習の負担を軽減するために、引用する出題趣旨・採点実感を重要度の高いものに限定するなどして、「解説」部分をスリムにします。
【目次】
(1)労働法過去問講座とは
(2)講座の特徴
(3)労働法における答案作成の必要性
(4)講義スケジュール
(5)テキスト・動画のサンプル
(6)講座詳細・料金等
※ 予備試験を受験される方は、こちらから「令和4年予備試験の選択科目の問題数、試験時間、出題の範囲・形式」についてもご確認ください。
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労働法過去問講座では、平成18年から令和3年までの16年分(32問)の司法試験過去問について、最新の判例学説、出題傾向及び法制度に従った解説をする講座です。
テキストは、「問題文」「解説」「答案」の3部構成となります。
「問題文」には、問題文の読み方を説明する際の便宜のために、行番号を振っています。
「解説」では、出題趣旨・採点実感を答案の流れに従って整理した上で、検討事項ごとに条文、判例及び学説等に関する説明を記載しているため、基本書・判例集を使ったリサーチを要することなく、本講座だけで過去問分析を完成させることができます。
「解説」の右余白には、速修テキスト及び論証集の該当頁を逐一表示しているため、過去問演習後の復習の際に、一元化教材である速修テキストや論証集に戻りやすくなっております。試験直前期に一元化教材と過去問テキストの双方を回すのは困難である上、学習効率も下がりますから、試験直前期に速修テキストや論証集を読むだけで司法試験過去問から学んだことの重要部分まで確認することができるよう、司法試験過去問から学んだことの重要部分を予め速修テキストや論証集に反映しておきましょう。
「答案」は、縦23行・横28~32文字の書式に従い4枚以内で検討事項を可能な限り網羅した現実的な1位答案となります。現実的な1位答案により、メリハリのある答案の書き方を習得することができるとともに、1位答案の本当の水準を知ることもできます。
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〇速修テキストと論証集の該当箇所の表示あり
解説の右余白には、速修テキスト及び論証集の該当頁を逐一表示しているため、過去問演習後の復習の際に、一元化教材である速修テキストや論証集に戻りやすくなっております
〇表面的な解答筋だけでなく、解答に至るプロセスについても徹底解説
解説では、表面的な解答筋を説明するのではなく、解答筋に気が付くための問題文の読み方と思考方法についても説明いたします。
これにより、過去問と異なる事案でも、論点をはじめとする検討事項を確実に抽出できるようになります。
本講座では、事案の違いを跨いでも役に立つ、汎用性の高い実力まで身に付けることにも重点を置いております。
〇司法試験・予備試験で評価される答案の書き方の習得
本講座の答案例も、全て私がいちから作成しております。
答案例を通じて、事案と条文・論点との対応関係といった表面的なことだけでなく、労働法全般に共通する答案の書き方とともに、分野論点単位での答案の書き方を習得することができます。
さらには、簡にして要を得た文章の書き方、接続の正しい使い方、読みやすい文章の書き方など、全科目に共通する正しい答案の書き方を習得することもできます。
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司法試験対策として労働法を勉強する場合、司法試験過去問までやる必要があります。
もっとも、労働法では、基本7科目と異なり、論点抽出が難しい出題は稀である上、アウトプット面で難しい受験技術的なことが要求される場面もほとんどありませんから、答案を書く必要性は高くありません。
知識さえあれば上位答案を書くことが可能である一方で、知識がない場合に受験技術によるごまかしが通用しにくいという科目特性を踏まえると、なるべくインプットと基礎的な演習(労働法重要問題100選講座レベルの演習)に時間を使うべきです。
そのため、出題分析と自己分析のために直近の出題の傾向・難易等が反映された令和2年・3年の司法試験過去問の答案を書いた後に、再度の出題可能性に備えるためにAランク過去問に絞って答案を書けば足ります。
人によっては、Aランク過去問の答案作成すら不要です。私自身、受験生時代に労働法の答案を書いた経験は、司法試験本試験、法科大学院の学内試験及び予備校全国模試しかなく、司法試験過去問の答案を書いたことは一度もありませんでした。
教材配送 | 発送を開始しております。 |
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講義動画 | 平成18年~令和3年の講義動画(16年分)の公開を完了しております。 |
講座名 | 労働法過去問講座2021 |
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使用教材 |
過去問テキスト及び論証集は、製本したものを郵送いたします。これに対し、令和3年司法試験過去問の解説レジュメは、PDFでのみの提供となり、受講ページ上にアップロードいたします。 ※教材は2種類のタイプ(製本テキストタイプ・26穴タイプ)からお選びいただけます。詳細はこちらよりご確認ください。 |
解説対象となる年度 | 平成18年から令和3年までの16年分(合計32問) |
講義時間 | 1問30分前後、32問分で合計16時間前後 |
教材配送・動画配信 |
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販売価格 | 40,000円(税込み、製本・配送費込み)
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視聴期間 | 2022年12月31日まで |
支払方法 |
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